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CDの値下げは、海賊行為の抑制のためだけのものじゃない

CRIA古いCDの価格を下げることで売上増を望む、というのは非常にわかりやすい話だ。しかし、他の人には、それ以外の意図も含んでいるようにも思えてしまうかもしれない。ただ、その際に気をつけなければならないのは、自分の望んでいるストーリーに当てはめてはいないか、ということ。まぁ、それでも思っている分にはそれでもいいのだろうけれど、それを口にするときには気をつけなければならないだろう。今回は、売上増を狙って過去にリリースされたCDのカタログの価格引き下げを発表したHMVカナダに対して、これは海賊行為対策であるとコメントしたCRIA(カナダ版RIAA)に対して、それはどうなの?という声が寄せられているよ、というお話。

原典:Slyck.com
原題:Lower CD Prices Draws CRIA Attention
著者:Drew Wilson
日付:September 1, 2007
URL:http://www.slyck.com/news.php?story=1583

CRIA(カナダレコード産業協会)は、比較的静かなまま推移していた。カナダ著作権法のロビー活動に関しては、数多くの広報活動を放った後に、現在沈黙を守っているこの組織は、現在ある1つの意見の相違において、動きを見せ始めたようだ。今回は カナダの音楽セールスの3分の1を生み出す主要な音楽小売業者であるHMVに関して、異なる見解を示している。

それは、価格製品の値下げの動きを議論するHMVのニュースリリースによって始まった。「私たちは、カナダの主な消費者たちに、CDのコストに関する意見を尋ねました。そして彼らは、より低価格を望んでいることを私たちに話してくれました。」とHMV カナダの社長、Humphrey Kadanerは言う。「この動きは、 音楽に触れ、入手させるために、HMVカナダが現在取り組んでいるもう1つのステップなのです。」

それは非常にシンプルであるよう思える。音楽をより入手可能にするために、価格を下げる。このような動きは、CRIA代表のGraham Hendersonの注意を引くこととなった。彼はCBCに対して、このような動きは、ベビーブーム世代がファイル共有のような行為を抑制し、CDを購入させるだろうと話している。「カナダは、世界でも最高の違法ダウンロード率を示しています。それはデジタル産業を構築する我々の能力にも影響を及ぼします。」と彼はCBC Newsに語っている。

「HMVは、価格の割引とダウンロードとの関連を示してはいません。(中略)最近のこのような主張は、CRIAとカナダ最大の小売チャンネルとの間に楔を打ち込むことになるかもしれません。」とMichael Geistは、最新のブログエントリにて語っている。「このケースでは、HMVは、販売価格にkなして数百万の無料広告を生み出しています。そしてCRIAは、HMVによって作り出される好意をミスリードするだけにしかならない著作権の主張をそれに加えます。」

昨年、複数の主だったカナダの音楽レーベルは、将来の市場に関する見解の対立から、彼ら自身の団体を作るために、CRIAを脱退した。その見解の1つには、DRMの不許可がある。今月初め、Universal(CRIAの4大メンバーのうちの1つ)は、DRMフリーの楽曲を販売すると発表した。これはもう1つの主要なCRIAメンバー、EMIに続く、一連類似した動きでもある

確かに価格を下げることはオンラインでの海賊行為に効果があるかもしれない。しかし、 HMVカナダは一言もそのようなことを口にしているわけではない。それに対して、これは海賊行為対策であるかのようにコメントするCRIA。ユーザの反応によっては、余計なことをするな、という状況も作り出されてしまうのかもしれない。

まぁ、個人的にはそれほど気にすることでもないようにも思えるけれど、どうなんでしょうね。

ちなみに、昨年CRIAを脱退したのはインディペンデントレーベルガ大半であった。その理由はDRMもあるのだけれども、結局はCRIA自体がメジャーレーベルの利益を代表するという性格が強すぎたのが本当の理由だろう。

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Comment

maru | URL | 2008.09.16 12:34
最近ネットで試聴→ネットで購入のサイクルが定着してます。
このままでは将来日本のCDショップは潰れてしまうのでは...と思い
こんなCDショップだったら行きたいというものを考えてみました。

●大型HMV店舗等の一部売り場を取っ払いカフェを併設。
テーブル毎にタッチパネル式の試聴機(もしくはパソコン)を設置。自分のイヤホンをつなぐと好きなアルバムの曲が試聴できる。試聴中のアーティストのAlbum, DVD情報等とともに似たテイストのアーティスト情報も表示。気に入ったらその場でplayerを差してMP3で購入可能。もしくはレジで買って帰れる。(ポイント利用可能) myspaceやlastfmみたいなものですが。。。

●音楽雑誌のバックナンバーも揃っていて、無料で読める。

カフェ+αという感じですが。こんなサービスがあれば待ち合わせの時フラッと立ち寄るかもしれません。それでもネットでmp3で購入の方がいいかなー。


わがままな消費者でした。
heatwave | URL | 2008.09.18 21:35 | Edit
maruさま

コメントありがとうございます。

そうですね、確かに店舗の場合、もっとお客さんを引きつけるための何かが必要になってくるのかもしれませんね。

以前、カナダか米国の大手音楽販売店(確かHMVだったと思いますが記憶が曖昧です)でCDの売り場面積を減らし、別の商品の売り場面積を増やしたら、セールスが上昇した、という記事を読んだことがあります。

音楽好きとしてはそれはそれで悲しいのですが、何かしらの手を打たないと厳しくなるのは避けられないのでしょうね。個人的には、タワレコ、HMV等のテンポには、バイヤーレコメンド以外の魅力をあまり感じられなくなってきているので、そうしたプラスアルファの部分があることが必要になるのかもしれませんね。
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