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米国ISP ComCast、「過度の」ダウンローダーをシャットアウトの方針

Comcast米国大手通信事業者のComCastが BitTorrentに対する帯域規制を行っているかどうかは、これまで何度か取り沙汰されてきた。一部では、BitTorrentの暗号化通信までをも含む帯域規制を開始した、とまで言われていたのだけれども、ComCast自身はそれを否定している。ただ、そのComCastが転送量の多いユーザに対して、 インターネットサービスを遮断するという罰則を適用し始めたよというお話。ComCast自身もそれを認めているが、ただその事例はごくわずかだという。 ただ、その極わずかに当たった人曰く「無制限のサービスだという契約だったはずなのに」とのこと。なお、その制限に引っかかる基準はComCastは明確にはしていないが、一説によると1日に3GB強程度といったところらしい。確かに一昔前なら、違法P2Pファイル共有ユーザくらいしかその転送量をはじき出すユーザはいなかっただろうが、YouTube、Joost、Skype、PeerCastなどなど大量のトラフィックを発生させうるアプリケーションが登場することを考えると、その規制は果たして・・・と考えてしまう。

原典:AFP
原題:Heavy Internet users unplugged by US cable company
著者:AFP
日付:September 08, 2007
URL:http://afp.google.com/article/ALeqM5iu0UpR-rXsiW_tNlUPKBviaIXCVw

ケーブルインターネットおよびエンターテインメントプロバイダーのComCastは、「過度のダウンローダーがインターネットキャパシティを独占しており、他の顧客のネットワークを遅滞させるとして、一部の限度を超えた利用を続けるユーザのインターネットサービスを遮断するという罰則を適用した」とワシントンポストは報じている。

ComCastスポークスマンのCharlie Douglasは、AFPに対し、「他のユーザ全てに負の影響を与える乱用的活動の問題である」と同社が考えていると語った。

Dougrasは、その遮断されたユーザの数を明らかにはしなかったものの、その数は非常に少ない("very rare")と述べている。

そのベリーレアな対象となったワシントン郊外のロックビルに住むユーザは、ISPとの契約は無制限のインターネット接続であったはずだ、と不満を述べている。

市場リサーチ企業のABIの最近の調査によると、オンラインゲームやHDTVといったいわゆる『bandwidth-hungry』なサービスの需要が高まっており、それが米国ケーブル会社のキャパシティを非常に圧迫していると警告しているという。そのABI調査担当ディレクターのStan Schattはこう述べる。

HDTV利用者の増加し続ける帯域幅の要求を受け入れようとするケーブルTV事業者は、10ポンドのジャガイモを5ポンドの袋に詰め込もうとしている、つましい食料雑貨商人のようです。ケーブル事業者に対する要求が、危機的段階に至るのは時間の問題でしょう。これは誰もが語らない『ダーティでちょっとした産業の秘密』です。

確かに危機的状況なのだろう。そうであれば、それに適切なサービスを提供せざるを得ないのは理解できる。ただ、どれくらいの利用が認められているのか、それがわからなければ、ユーザとしてもどうしていいのかわからないだろう。あなたは帯域を使いすぎているので、減らしてください、どれくらいまで減らせばいいかは自分で考えてください、それでもダメなら回線を遮断します、といわれても。

原典:ZeroPaid
原題:Comcast Disconnecting Users Who Download More than 4 Movies a Day?
著者:soulxtc
日付:September 11, 2007
URL:http://www.zeropaid.com/news/8993/

「どの程度までいくと、使いすぎといわれるのか、わかりようがありません。」とロックビルのSandra Spallettaは言う。彼女は、Comcastから、彼女と彼女の10代の息子が過度に帯域を使用していたという警告状を受け取り、その後3月にインターネットサービスが停止された。彼らはダウンロードを抑制したものの、再び停止された。

(中略)

「家庭のインターネットはいつだって利用できるって思っているでしょう?でも、ある朝目覚めたら、それが塞がれていたのよ。...無制限のサービスだと思っていたわ。」

彼女はComCastに対して、同社が行っている制限の基準を質問したが、答えはもらえなかったようだ。

ただ、ワシントンポストによると、遮断警告の引き金としては、1日に1,000曲のMP3または、4本のフルレングスの映画(おそらくはDivXやXvidの圧縮フォーマットかと)程度のダウンロードが継続した場合である、としている。そう考えると、ComCastは3GB/日くらいの利用が続けば、遮断要求がなされるということがいえるだろう。ただ、ワシントンポストに対しても、その帯域制限の詳細を明示するのを避けたようだ。

その理由としては、その厳しい制限が明確にされれば、その制限内で目一杯のキャパシティを利用するようになり、それによってネットワークが遅滞する恐れがあるとしている。

ZeroPaidはこの記事をこう締めくくっている。

現在、1日に4本の映画をダウンロードという基準を考えれば、ある程度は自分自身で制限可能な範囲だと思うかもしれない。しかし、あなたがJoost、Last.FM、YouTube、TVLinksやその他のストリーミングサービスを考慮すれば、あなた自身が「過度」のユーザになるのも、時間の問題かもしれない。

私もそう思う。他にもAzureusのプッシュしているようなHDコンテンツを利用しているユーザにとっては、3GBはあまりにも少なく容量だといえる。しかも、個人が気軽にHDコンテンツを作成し、配布できる現在、3GB以上のコンテンツなど容易に作成されることだろう。そうして、上述されたような寄り帯域を必要とするアプリケーションは今後ますます増え、そして利用されることになるだろう。

もちろん、ISPにもキャパシティの限界というものがある。それを超えてまで利用させろとは言わない。ただ、限界があるのであれば、その限界を示して欲しいということだ。大変だ、何とかしなければ、というのも理解できるが、かといって、その制限の内容を一切公表しないというのは、あまりにもサービスの受け手を軽視していると思える。制限は明示しないけど、もう少し回線を自重してください、なんていわれてもどうしたらいいのやら。

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