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「ニコニコ動画で気がついてしまったこと」で気がついたこと

ニコニコ動画で気が付いてしまったこと - しんたろサンの日記

この記事からトラックバックを受けたので見に行ってみたのだけれども、なんだかすごくもやもやしたので、それを書き記すのと、そこからちょっと思ったことをつらつらと。私と同じくもやもやな人向けのエントリ。

どうも上記記事の筆者は、ニコニコ動画を指標にして、メジャーアーティストのプロモーションビデオのView数が少ないことから「メジャーレーベルはもはや斜陽産業」という結論を導き出している。メジャーレーベルが斜陽気味なのは同意なのだが、論理展開としてちょっと無理があるかなぁという気もする。産業としての停滞を迎えているのはメジャーレーベルだけではなく、インディペンデントもそんな感じっぽいしね。どっちかというと音楽産業全体の停滞かしらね。

次に、その結論に至った論理を一問一答形式で述べている。

ニコニコ動画では、いろいろなPVがアップされて誰でもタダで視聴できるにもかかわらず、ほとんどの人がそんなものには見向きもしてないという現実があるということ。なんでニコニコ動画では、こんなにPVの人気がないのか?

参考にあげているリンクを眺めていたのだけれど、大体メジャーアーティストのPVは1ヶ月で2,000くらいな感じ。もちろん、それ以上、それ以下のPVもあるけど。この辺はふーんと思いながら眺めていたのだけれども、その次からの論理展開に違和感を感じた。

・著作権侵害でニコニコの運営に支障が出るのでユーザーが遠慮しているのか?

  いや、それは無い(笑)なぜなら、アニメの違法UPが安定した人気を保っている。

確かにユーザが遠慮しているってことはないのには同意。ただ、ユーザがアップロードを控えるという動機づけは、サービスに配慮して、という要因よりも、違法アップロードによるリスクの要因のほうが大きいとは思う。

・ニコニコには音楽を趣味にする人が来ていない?

  いや、それもおかしい。もしそうなら、初音ミクにこんな高レベルな作品がUPされて人気を博す説明がつかない。

いや、さすがにこれは無理があるでしょ。主観のほうが強いかなと思う。初音ミク自体を否定するわけではないけど(個人的にはVOCALOIDには期待してるよ)、まだまだ一過性のお祭りの域を出ていないと思うのね。現状では、アニソン好きとか2ちゃん/ニコニコのノリな人以外にはなかなか受け入れられないと思うよ。もちろん、音楽好きでも、これは良い、って言う人もいるだろうけど、一般受けはしないんじゃない?

・PVはニコニコの特徴(ユーザーのコメント)と相性が悪いのか?

  そうかぁ?ツッコミ所満載のPVっていっぱいあるよなぁ?

この部分は自覚していると思うけど、相当無理がある。 ツッコミどころがあるPV自体あまり思いつかないし、それがネタとして面白いかどうかとも別物。一般的なPVの視聴行動(とその欲求)が、コメントとはそれほど食い合わせの良いものではないってのもあるのではないかな?

・ニコニコにはオタクしかいないからオシャレなPVはがらに合わないのか?

  おもいっきりオタクをターゲットにしたようなアイドルのPVも人気無いですけど?

アニオタとアイドルオタって層が違うと思うけどなぁ。あまり詳しくはないけれど、ちょっと前のアイドルブームって結局はバブルみたいなもので(第何世代かはわからんが)今は縮小しているとは思う。ただ、それが一概にメジャーレーベル全体を代表するかというとまた別のお話だと思う。

この議論全般を通して、ユーザ層の違いをあまり考慮していないかなという印象を受ける。ニコニコ動画を過度に一般化しすぎているのだろうなぁと思ったりもする。そもそもPVを見たい層にしてみれば、コメントと一緒に楽しむというよりは、PVそれそのものを楽しみたいというスタイルのほうがすっきりくるし。でもって、ニコニコをエンジョイしている層ってのは、PVを待ったり眺めるよりは、バシバシコメントをいれて楽しみたい層が多いのかなって思ったりもする。その辺はジャンルごとにView数とコメ数の比率を見てみると楽しいかもしれないね。

また、アニメと音楽を市場規模を比べてみれば、少なくとも国内においては、たとえジリ貧が続いている音楽産業といえども、音楽の市場規模のほうが依然として大きい(アニメ産業全体の市場規模と比べても、音楽のパッケージだけの市場規模には届かない)。フェアな考え方をすれば、ニコニコ動画には音楽PVを求める層よりも、アニメを求める層のほうが多い、という推測がスマートかなと。

違法視聴し放題の有名サイトで全然カウント数上がってませんけど?というツッコミを誰か入れてあげてください。彼らは完全に裸の王様です。

ちなみに、ニコニコ動画ではなくYouTubeなんかだとそれなりのView数のものも数多くある。適当なアーティスト名で検索して、View Countで並び替えてみればなんとなくでもわかるだろう。メジャーなアーティストだと 多くて1PVにつき5万view/月くらいな感じかな?海外のアーティストだと、1年で100万view超えしているPVも少なくない。まぁ、ニコニコ動画がクローズドなのに対して(レジストしなきゃいけないって意味でね)、YouTubeがオープン(エンベッドできるし)なのも影響しているだろうけどね。でもって、音楽系ようつべブログのアクセス数を見てもかなりなものだしねぇ。

個人的には、音楽産業は衰退を続けているけれど致命的なところにまでは(まだ)いたってはいないと思っている(市場にあわせた規模の縮小は必要かなぁと思うけど)。ただ、それでも多くの人々が現在の音楽に対してそれほど強くは動機づけられなくなっているのかなという印象は抱いているけれどもね。音楽産業の課題としては、購入する意思はないけれども、ちょっと視聴してみたいという人たちから、購買行動を促すことによって、またはそれ以外の手段によっていかに利益を上げることができるかを考えることなんだと思う。

さて、もやもやを少しはすっきりさせたところで、次のエントリではPVの配信について考えてみたいなぁと思う。

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Comment

短信 | URL | 2007.09.25 23:18 | Edit
音楽好きな人は少ないって言う反論”以外”は同意。
匿名のPeerさん | URL | 2007.09.26 00:08 | Edit
うーもやもやしますね。自分もほぼ同意です。

日本はもっとインディーズを大切にするべきですね。
アンチオリコンな人にとって暮らしにくいです。
heatwave | URL | 2007.09.26 02:30 | Edit
短信さま

コメントありがとうございます。

音楽好きは少ないと書いた覚えはないのです。もちろん、相対的には少ないというニュアンスは出しましたけど…(ニコニコ vs. YouTube、アニメオタ vs. 音楽オタって文脈で)。

絶対数で言えば少ないって数字じゃないとは思いますけどね。だからこそ、数字を載せたわけです(2,000view/month)。

※2さま

コメントありがとうございます。

メジャーに比べると比較的自由にできるグラウンドですから、インディペンデントの火は消してはいけないですよね。売れる売れないはビジネスにおいては重要な指標ですが、あまりに肥大化してしまったメジャー音楽産業にとって価値を見出せない(つまり「それほど」売れない)音楽であっても、インディペンデントの規模ではなんとか採算が取れる(インディペンデントもそれほど経営がうまく言っているわけではないですけどね…)ので、世にでる機会が与えられる場合もあるのでしょうから。そのような音楽が生き続けるためには、確実に必要なシーンでもあると思っています。

ただ、インディペンデントが大事にされすぎるのも、ある意味ではインディペンデントとしてのアイデンティティを失うことにもなりかねないので、ある程度のハングリーさや反骨精神は必要かと思われます(そうじゃないと単に劣化版メジャーシーンになりますから)。

余談ですが、さらにもやもやさせる記事を紹介させてください。ずっと気になってるブログエントリです。

恐竜の首と尻尾の間にとりのこされたインディーズミュージック
http://d.hatena.ne.jp/shibuyan730/20070908/1189270417

このエントリの問題は、一部の青春系を過度に一般化しているというところでしょうか。インディペンデント全体が抱えている問題というよりは、モラトリアムな人たちが居ついちゃってる問題、といった印象を受けます。もしくは自己完結、スモールサークル内での完結で満足しちゃう人が増えているとか(もちろん、これは青春系だけじゃなくてアート系でもある話ですし、今に始まったことでもないですが)。
ふと思ったんだけど | URL | 2007.09.26 15:08
heatwaveさんはひとつ重要なことが見えてないような気がする。
音楽に興味が無いとかオタしかいないとか違法だから躊躇するとか全部もやもやを強化しちゃう感じかなぁ。

重要なことは"新曲のPVを見るいまどきの音楽が好きな人"というその集団の中で、違法アップロードされたものの存在を知っていて、なおかつ検索して見つけて再生することができる人の割合だと思います。

heatwaveさんも含めて我々のようなある意味それなりにコアなネットユーザーがそれなりに少数派であることを忘れてるんじゃないかな。

"フツーの人"の定義はここで議論すべきことじゃないから省くけど、フツーのステレオタイプの若者っていうのはそもそも海賊版の存在を知らないかもしれない。
なんとなく存在を知っていても検索しないかもしれないし、検索する方法さえ知らないかもしれない。PCをもってさえいないかもしれない。
検索したところで見つかるとは限らないし、見つかっても再生する方法を知らないかもしれない。

そんな我々にとっては簡単な常識である難問を突破して海賊版のPVにありつくフツーの若者っていうのは思っているよりも実はかなり少ないのではないでしょうか。

フツーの人のニコニコへのイメージは「登録したのに見れない」「有料」って感じだと思います。

だからyoutubeに流れるんじゃないですかね。
そのyoutubeにありつく若者もそれなりに少ないと思います。
ふと思ったんだけど | URL | 2007.09.26 15:11
分かりやすくいうと、ジャンプ読者の中高生の中のジャンプが発売日前に売られていることを知っている人間の割合、というか。(逆に分かりにくいか・・・)
heatwave | URL | 2007.09.26 16:35 | Edit
ふと思ったんだけどさま

こんにちは、いつもコメントありがとうございます。

個人的には、ニコニコ動画の一般での認知を一言で言うと、「オタ向けの内輪盛り上がり的なサービス」といった感じだと思っています(ニコニコ動画を馬鹿にしているわけではないですよ)。ただ結構注目して眺めている分、多少のステレオタイプが入っている部分もありますけどね。

かなり盛り上がっている感じはあるのですが、注目されているところはどうも内輪ネタというか、一般ネタではない感じなのですよね。私自身は2ちゃんノリというかGeekノリが大好きなほうですから、すんなり楽しめちゃうのですが、そうでもない人にとってはちょっと違和感があるのかもしれません。その分、敬遠しがちな部分もあるのでしょう。

また、そのようなサービスに登録するほどには、インターネットに慣れていない、動機づけられていない人たちが多いというのも事実でしょう。むしろ、ご指摘のようにインターネットを遊び場にしている人のほうが少ないといったところでしょうか。

その辺は、ふと思ったんだけどさんとほぼ同意見なのだと思いますよ。この部分は、この次の次のエントリ「ビデオ共有サイトにおける音楽PVを考える:MySpaceとYouTube」にも繋がってきます。ここでの議論の下敷きは、(特に日本において)MySpaceはマイノリティだし、その中でだけ利用できるってのはどうなの?という部分にあります(この文脈ではビデオクリップだけに限定していますが、個人的にはMySpace内のオーディオプレイヤーもガジェットとしてブログに貼り付けられればいいのにと思っています)。また、その引き合いにYouTubeを出してきたというのも、「YouTube単体」の存在というよりは、エンベッド可能なプレイヤーを実装しているというところに焦点を当てています。

この辺は、Joostのときにも思ったのですが、果たしてこれからの時代、1つまたは少数のプラットフォームが独占的・寡占的な地位を占めることができるのだろうか、という疑問に端を発しています。YouTubeは依然として独占とまではいかないにしても、非常に高い市場占有率を誇っていますが、それでもエンベッドができなければ、視聴するためには直接YouTubeのサイトに行かなければなりません。

しかし、現状を考えると、直接ビデオ共有サイトに訪れてまで特定のコンテンツを視聴したいと動機づけられるのは非常にコアなユーザであって、一般的な人はそこまでの動機づけを持ち得ないのではないかと考えられます。であれば、その人たちにアプローチする方法として、特定の環境に拠らない方法を考える必要があるでしょう。ライトなユーザが接する空間にそれを配置するということです。そう考えると、ニコニコやMySpaceのようなクローズドな空間というのは、到達可能性としては低いものではないかと思えるのです(逆に強い動機づけをもつコアなユーザに対する働きかけとしてはベリーグッドなのですけどね)。

もちろん、サイト/サービス/プラットフォームによる制限は、必ずしも不利益を生じさせるというわけではないかもしれません。ただ、プロモーションのようにより多くの人に視聴してもらうことを考えたときには、サイト/サービス/プラットフォームを超えて利用してもらう、ということを考える必要があるのではないかと考える次第です。

まぁ、ジャンプの例で言えば、隣町の書店に発売日前に売っているのを知っていたとしても(知らせたとしても)、その道のりがわからない、となり町まで行くのが面倒だという人が多いんのだろうなぁということです。その人たちにどうアプローチしていくか、という問題でもあります。ましてや知らない人も多いのかもしれないのですから。

(この辺は、各種調査がでているのですが、対象がネットユーザに限定しているので、なかなか全体が掴みにくくもあります。オンライン調査に応じる人って良くも悪くもそれなりのネットユーザですからね。

調査としては、今年に入ってからも多数行われております。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/02/20/14838.html
http://journal.mycom.co.jp/news/2007/03/22/390.html
http://ascii.jp/elem/000/000/044/44529/
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/enquete/070806quick_youtube/
が、ネット調査なんですよね。)
jojo | URL | 2007.09.26 21:40 | Edit
いつも興味深く読ませて頂いています。

自分のブログでもニコニコ動画の件を取り上げたんですが、
ニコニコ動画のユーザー層って、確実に2ちゃんねるを通過してるわけですから、
広いようで狭い範囲でのユーザーだと思っています。
つまり、コアなインターネットユーザーの中での割合は高くても
一般的な音楽リスナーと重なる部分が少ないと思うんですよ。
ニコニコ動画のPV視聴とYouTubeとのPV視聴とのユーザー層の割合は、
ニコニコ動画側で重複していても、YouTube側ではほとんど重複してないと思っています。

まあ、音楽リスナーでインターネット使ってない人も沢山居ますし、
今後もインターネットという分母はドンドン増えていくと思うんですけど、
音楽リスナーとニコニコ動画との距離は縮まらない気がします。

つまり、クローズでアンダーグラウンドなサービスは
ある部分で爆発的に伸びても全体の割合でいえば、
注目度のわりに大きくないのではと。

結局はheatwaveさんがご指摘の通り、
サービスとユーザー層とのマッチングに尽きるわけで、
世の中で言われているほど音楽は死んでない。
自分の様に音楽の力を信じている人間からしてみれば
そう思ったりするんですけどね。
死んでるのは業界だけですよと。

すみません、とりとめのないコメントで。
ふと思ったんだけど | URL | 2007.09.29 07:31
もうひとつ、これは音楽やってる知り合いから聞いたことですけど

彼らはニコニコ動画が嫌いなんだそうです

とにもかくにも自分の好きな音楽をコメントで批判されるのが我慢ならないとか

そういう見方もありますね
heatwave | URL | 2007.09.29 20:20 | Edit
jojoさま

コメントありがとうございます。

以前には、私の拙宅なエントリを受け止めていただきまして、誠にありがとうございます。本当に嬉しかったです(私はあのような反応が欲しかっただけなのだと思います。私はこのような信念の元にこうしているんだと言ってほしかっただけなのかもしれません。なんともわがままだったと思います…)。

さて、件のニコニコ動画なのですが、おっしゃるとおり、おそらくは2ちゃんユーザとほぼ重複しているであろうことを考えると、一般的な音楽リスナーの割合は少ないと思います。もちろん、音楽ファンがいることはいるのでしょうが、2ちゃんの構成を考えてみても、VipやN速などに比べると、音楽系板の住民の割合が少ないことを考えると、やはり相対的には少ないのでしょうね。

ただ一方でクローズでアングラなサービスであればこそ、そこに集まる人の特性は収斂してきますし、そういったサービスとしてニコニコ動画を捉えるとなかなかすごいサービスだなと思ったりもします。ここでは一般化しにくいと書きましたが、一般化できないようなユーザの人気を集めるというのは、なかなかにすごいことです。Webの目指すべき1つの形としては大成功だといえるのではないでしょうか(もちろん、1つの形、ですよ)。

そういう風に考えると、ご指摘のように、音楽好きにマッチしたサイトというのは日本にはあまりないのでしょうね。もちろん、米国においてはそれこそがMySpaceになるのでしょうが、日本におけるMySpaceの運営(というか、アーティストの利用)が音楽好きにマッチしているのか、ライトな音楽リスナーにマッチしているのか、それ以外の人にアプローチできるのか、という点では、後述したエントリにあるように、そこまでではない、という思いをもっています。

余談ですが、もうすぐサイトをローンチするのですね。大変なことも多い(多かった)とは思いますが、頑張ってくださいね。期待してますよ!


ふと思ったんだどさま

いつもコメントありがとうございます。

その議論はなかなか難しいですね。おそらくは状況依存的なのだと思います。

もし、自らが公開していない、それを希望していないアーティストに対して(自己満足としてやっているものに)勝手にコメントを付けられたというのは、あまり気持ちの良いものではないというのは理解できます。

ただ、そうでなければ、単に批評されることが嫌なだけなのかもしれません。それはおそらくニコニコ動画という特定の状況においてだけの話ではないのだと思います。それがYouTubeであれ、ロキノンであれ、自分の好きなアーティストがけなされている、批判されているとなると非常に反発するものです(私もそうですよ)。

問題は、その理由付けなのだと思います。ニコニコ動画やYouTubeに対しては、所詮は盗人の癖に何を言ってやがる、という感情から否定的な態度をとるかもしれませんし、ロキノンであれば、裏でいろいろあれば糞みたいなアルバムでも提灯記事を書く癖に何を言ってやがる、という態度になるでしょう。

ニコニコ動画に対する否定的な評価というのは、違法行為をやっているくせにというのと、わかりもしないくせに批評するなよ、というのがミックスされたものなのかなぁと思ったりもします。

おそらく、自分の好きなアーティストがニコニコ動画で礼賛されていれば、きっとその人もニコニコ動画を好きになるでしょうね。でもって、ニコニコユーザに対するネガティブステレオタイプも緩和するかもしれません(一般的にステレオタイプはネガティブなものがほとんどなのですけれどもね)。
ふと思ったんだけど | URL | 2007.10.01 07:14 | Edit
ニコニコ動画やYoutubeで批判している人間は所詮金も払ってないから発言権なんてねぇよカスっていうのはやはりあるでしょうね。
実際にファンならアーティストに利益を出すのは当然ですし。

ムーア監督の映画、ボーリングフォーコロンバインでマリリン・マンソンのインタビューがありましたが、結局その時マンソンの言っていた言葉どおりなのかもしれません。
「ガキの頃音楽は逃げ道だった。人に意見しないからな」
技術は急速に発展し、コミュニティが発達するに従って音楽は人に意見するようになりました。正確には他人の批評や批判などの意見が簡単に参照できたり、意図しないのに目に入ってくるということです。
要するにニコニコで音楽を聴くということは、その音楽への批評や批判も一緒に聞くことになるんですね。きっとそれがとても嫌なんでしょう。

レコードは結局一人で聞くものです。
heatwave | URL | 2007.10.01 20:30 | Edit
結局は、嫌うための理由がそれぞれにあるということなのだと思いますよ。

良くも悪くも、インターネットの自由さによって、批評や批判が嫌でも目に入る機会が増えていると思っています。それに対する対処というのは人それぞれでよいと思っています。過剰に反応して人格攻撃に至るのもよろしくはないですし、過剰にスルーして自分の世界に入り込みすぎるのも問題かもしれませんが、適度に議論して、適度にスルーするのがベターかなとも思います。

>要するにニコニコで音楽を聴くということは、その音楽への批評や批判も一緒に聞くことになるんですね。

その一方で、同じく価値を共有できる人にもめぐり合えるということを忘れてはいけません。批判されるだけの音楽というのはそれほどありませんし、世界中には自分と同じように価値を共有できる人がいるものです。そのような人を求めることは、現実世界において、それほど評価されていないものを好む人に顕著なのかもしれません。

>レコードは結局一人で聞くものです。

私は多様なスタイルがあってよいと思いますよ。もちろん、一人で聞き込むのもよし、皆でレコードを聴きながら、ガチャガチャ議論したり、絶賛したり、批判したりするのもよし、価値を共有する人たちとライブで盛り上がるもよし、ただ1つの楽しみ方に限らないことが音楽をはじめとする文化の良いところではないでしょうか。

>「ガキの頃音楽は逃げ道だった。人に意見しないからな」

逆をいえば、自分に意見しない音楽を聴くのだとも言えます。自分に対して説教くさい音楽を聴くよりも、自分の言葉を代弁してくれる音楽を好むともいえるでしょう。フラワームーブメントやパンクなどはそういった色合いが強いのではないでしょうか。
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