スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

eDonkey:サーバー運営者は違法コンテンツ1曲につき330万円の損害賠償を支払え

ちょっと前から、ed2kサーバに接続できないという自体が続いていたらしい。まぁ、現時点での主流P2PプロトコルといえばBitTorrentに移ってしまっているのだけれども、それでもed2kサーバを有するドイツでは依然として高い人気を誇っていた。その突然の停止に、多くのユーザ達は戸惑っていたのだけれども、実はその原因はドイツにおいてed2kサーバの管理者に対して起こされていた訴訟によるものだったようだよ、というお話。これまでP2Pハブは著作権侵害に対して責任を有するかどうかの点で議論されてきたけれども、今回の件は、P2Pハブは著作権侵害を助長した場合に責任を持つ、ということになったということになる。そして、音楽に対する著作権侵害を助長した場合、サーバー側は1曲につき、330万円程度の損害に対する責任を負わされるのだという。もちろん、ドイツに限った話になるのだろうけれど、BitTorrentサイトにも派生していくのかしら?

原典:P2P Blog
原題:German music industry shuts down eDonkey Servers
著者:Janko Roettgers
日付:September 19, 2007
URL:http://www.p2p-blog.com/item-372.html

ドイツIFPIは、最近、6つのローカルeDokneyサーバーをシャットダウンすることに成功した。業界団体は、 ハンブルグ、ケルン、デュッセルドルフ、ライプチヒ、フランクフルトの法廷で、サーバー所有者に対する複数の禁止命令を引き出した。

影響を受けたサーバーは、eDonkeyネットワークの「Donkey Server No.1」から「eDonkey Server No. 6」である。IFPIは、この6つのサーバを含む、合計16台のeDonkeyサーバを今年中にシャットダウンするよう命令している。更なる禁止命令が近いうちに出されることが予想される。

これらのケースにおいて、音楽産業よって用いられている手法に関して、いくつかの議論が存在している。その問題の6台のeDonkeyサーバーのオーナーは、彼がIFPIの弁護団によって連絡されてすぐに、無許諾の楽曲のやり取りをとめるために、フィルターをインストールしたのだ、とドイツITニュースサイトheise,deに語っている。しかし、それでも協会は考慮することなく、彼に対する禁止命令を得ている。

すさまじいことになっているなという印象。これによって、ed2kサーバーに接続できなくなったというユーザが多数、でている模様。まぁ、一応はメインサーバなわけで、それが落ちたことでこれからどうしようというユーザも数多く存在するだろう。

これに関してeMuleフォーラムでの、コメントをピックアップしてみる。

私達は、ドイツでホストされている全てのサーバーを失うことになりそうです。

ドイツの裁判官は、サーバオペレータに対してファイル共有に責任を有すると判断したようです。例え、サーバそれ自体には、いかなる楽曲を保持していないにしても、サーバが著作権侵害を容易にするのであれば、サーバオペレータは1曲につき20,000ユーロ(約330万円)の責任があるとみなされます!これが、ファイル共有ユーザが音楽を共有することで科される罰金の3倍以上にもなります。

単に共有しただけのユーザであれば、侵害に関する第2、第3の訴訟によって徐々に罰金は減額されていきますが、サーバーオペレータに対する20,000ユーロの罰金はそれぞれの訴訟において固定されるようです。

この話は、ZDnet.deのこのニュースを元にしているようだ。

今年の7月には、同じくドイツで、eDonkeyのインデックスサイトに対して、あるアルバムの配布に違法配信に関わったとして、一時停止命令が下されていた。もちろん、そのときには問題はそのアルバムであったがために、そのアルバムを削除すれば問題はなかったようなのだが、今回の1件は、サーバ側の責任を認めたもののようで、単に特定の著作物に限定されるというお話でもないようだ。

まぁ、御なじみの1曲単位での換算になるから(まぁ、そうでなくとも)莫大な額の損害賠償を請求されることになるだろう。にしても、1曲で330万円とはね、あまりといえばあまりな感じもするね。懲罰的な意味合いがついているといってもおかしくないくらい。実際の損害が算出できないから、このような額になるのだろうけれど、少なくとも実際の損害を反映している数字とは思えないよね(とりあえず、売上だけで考えても1曲3万回程度ダウンロードされてこの額だからねぇ)。

しかも、1ユーザが共有している数とは比べ物にならない数を扱っているわけだから、その額たるやものすごい数字になりかねない(たぶん兆の桁まで行くと思うんだが)。抑制したい、という気持ちはわからないではないけれど、いささか理解の範囲を超えているというか何と言うか。

P2P Blogでは随分さらっと紹介しているけれど、今回の判決によって少なくともドイツのトラッカーなり、eDonkeyサーバは、ユーザの活動に対しても責任を取らされることになったわけだ。もちろん、これがどれだけ一般化されるかどうかはわからないが、ユーザの行動の結果、違法な活動が促された場合、そのサービスを受け取っていた側もほぼ同様の責任を負う(しかも今回の件では、より思い責任を課せられるようにも思える)。

まぁ、わかりやすく言えば、これがスウェーデンで起こった話ならば、The Pirate Bayが終了する、という感じなのだと思う。にしても、ここ数日の間に、トラッカー、ハブに対する施行に話題が多い気がする。もちろん、メインストリームのP2Pファイル共有の要となっているからでもあるのだろうけれどね。

あ、それでもKadは使えるみたいよ。

Trackback

Trackback URL
http://peer2peer.blog79.fc2.com/tb.php/735-db4c79bf

Comment

Comment Form
公開設定

プロフィール
heatwave Author
:heatwave

RSS Jamendo twitter tumblr Creative Commons Attribution 2.1 Japan
ブログ内検索
記事リスト
最新の記事
全記事一覧
他所で書いてるブログ

P2Pとかその辺のお話@はてな

アーカイブ

カテゴリー
最近のコメント
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。