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Azureus:『Ono』プラグインでBitTorrentダウンロード高速化

多くのBitTorerntユーザにとって、そのダウンロード速度を向上させたいという望みは、ごく一般的なものだろう。そのような願いに応えるべく、ノースウェスタン大学の研究者たちは、その願いを実現するAzureusプラグイン『Ono』を開発したよというお話。その原理を簡単に説明すると、より近接したPeerに接続する、というもののようだ(概して近隣のPeerとやり取りしたほうがパフォーマンスはよい)。もちろん、導入して衝撃的な効果を得るほどのものではないだろうけれど、いっちょ試してみるのもいいかもしれない。という私はまだ試していないのだけれどもね。

原典:TorrentFreak
原題:Speed Up Your Torrents With Ono
著者:enigmax
日付:September 21, 2007
URL:http://torrentfreak.com/speed-up-your-torrents-with-ono-070921/

ある大学によって開発されたプラグインによって、より高速な応答時間で返すPeerに選択的に接続することによって、BitTorrent転送を高速化することが可能になるという。現在、25,000人以上のAzureusユーザが導入しており、それはダウンロードを高速化するために近隣のPeerを特定し、接続する。

自らのBitTorrentクライアントからパフォーマンスの最後の一滴まで搾り出させようとするユーザにとっては、どのようにして転送速度を向上させるか、ということが疑問に思えるだろう。TorrentFreakでは、以前の投稿で多くのTipsを提供してきた。たとえば、BitTorrentのダウンロード速度をいかに最適化するか、とか、最適なBitTorrent設定の算出方法、とか。

ノースウェスタン大学の開発者達も、転送速度を改善することに取り組んでおり、まさにそれを可能にするというAzureusプラグインを開発した。-しかし、どうやって?サイトではこのように述べられている。

このプラグインの主な目的はシンプルです-あなたのBitTorrentクライアントのダウンロード速度を向上させること。大半のP2Pアプリケーションでは、どのPeerからダウンロードするかという決定は、通常任意でできるようになっています。大半のPeerが優れたダウンロードパフォーマンスを提供してくれるというのであれば、ランダムソリューションはよく機能するでしょう。しかし、大部分のPeerがあなたの世界とは別のところにいるのであれば、あなたのダウンロードは本当に損ねられることになります。

Onoプラグインは、積極的にあなた(のネットワーク感覚)に近いPeerを見つけることで、これを回避します。通常、これらのPeerはよりよい応答時間で返してきます。それはパフォーマンスを非常に向上させることができます。我々は、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)のネットワーク測度を再利用することで、あなたに近いPeerを特定するのです。すなわち、広範囲な経路測定や詳細な調査を実行しなくてもよいということです。

プロジェクトによると、Azureusクライアントには既に転送速度を向上するための『ネットワークポジショニング』が実装されているものの、不正確なネットワーク座標ゆえに機能していないという。彼らは、ほんの10%の座標だけは許容可能であるが、60%のものは最大で100%の誤りが含まれていると主張する。

Azureusにおいて、Onoを機能させるためにはJavaが必要となる。Javaはここからダウンロード可能。プロジェクトに関しての詳細は、彼らのホームページにある。

ロウレイテンシ(low latency)はいかなるネットワーク環境においても望ましいとされるが、それが現実の世界であれば、多少の議論にはなるのかもしれない。これは本来、より高速な転送を実現する。

『Ono』という言葉は、ハワイ語で「食べるのに適している」を意味している。そこで、TorrentFreakユーザの皆さんに、このプラグインに開発者の述べているような「テイスティさ」を見出せたかどうかを聞いてみたい。遠慮なく、感じたことをコメント欄に書き込んで欲しい。

とりあえず、そのコメント欄に吹いた。

1 Sep 21, 2007 at 16:42 by Grendel

Azureus? No, thanks.

3 Sep 21, 2007 at 16:47 by Fred

Java? No, thanks.

4 Sep 21, 2007 at 17:34 by Adam

Java AND Azureus? No, thanks.

もちろん、グレイト!とかそんなコメントも結構あるので、一様に批判的な感じではないよ。

個人的に思うところとしては、確かに個人のダウンロード速度を向上させるためにもよいのかもしれないけれど、積極的に近隣のPeerと選択的に接続するという手法は、不必要なトラフィックを抑制することができるのかなぁと、淡い期待を持っていたりする。現在の多くのP2Pテクノロジーにおいては、その接続において地理的な隔たりを考慮しているものは少ない。それが無駄なトラフィックを増大させている部分もあるのだけれども、このプラグインによって地理的な近接性が考慮された、より効率的なデータの転送が可能になればいいなぁと思ってみたり。

でもって、個々のユーザのダウンロード速度も向上すれば言うこと無しなのかもね。

P2Pテクノロジーとトラフィックの問題に関しては、P4PワーキンググループというP2Pテクノロジー企業、ISP、ハードウェアメーカー、トラフィックリサーチ・ソリューション企業らが会したワーキンググループでも議論されている。トラフィックの問題は、P2Pテクノロジーがより一般的に利用されるようになれば、避けては通れない問題であり、少しでもその軽減に努めなければならないのだろう。

ある意味では大半のトラフィックが違法ファイル共有によって生じていることを考えると、著作権団体とも連携したほうがいいのかしらね。なんてのは冗談だけど。

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