2007.09.28 Fri
Amazon、ニコニコ・MTV:世界が進んでいるわけじゃない、日本が遅すぎるんだッ!
AmazonのDRMフリー音楽配信の話題と、ニコニコ動画がViacomとコンテンツ提携に至った話題に関してのお話。タイトルにもあるように、相対的には世界は進んでいるのだけれども、個人的にはどう考えても世界の動きだって遅かったじゃないかと思っている。むしろ、まだまだそれに抵抗している人もいるし、とりあえず保留している人もいる(保留が一番多いのかしら)。それが進んで見えるのは、それに輪をかけて日本の進度が遅いから、なのかもしれない。
原典:InternetWatch
原題:米Amazon.com、DRMフリーのMP3ダウンロード販売を開始
著者:青木大我
日付:2007/09/26
URL:http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/09/26/16987.html
米国Amazon.comがMP3でのつまりDRMフリーでの音楽配信を開始した。価格はアルバム1枚、5.99-9.99ドル、1曲では89セント-。また気になるカタログは、メジャー、インディペンデントから18万アルバム、合計200万曲の楽曲を取り揃えたようだ。ビットレートは256kbps。
その他の詳細は、書いていて悲しくなったので、上記のリンクを参考にしてね。
日本にも展開して欲しいなぁと思うのだけれど・・・どうなんだろ。以外にもひょこっと開始されるかもしれないしねぇ。うーん。
原典:ITplus
原題:共有サイト「ニコニコ動画」、「MTV」が番組配信
著者:日本経済新聞
日付:2007年9月28日
URL:http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=AS1D2706K%2027092007
まぁ、これは日本の話だけれども、それでもViacom/MTVだからこそできたってところだろうか。まぁ、Viacom自体はYouTubeを訴えているものの、Webへの進出はそれなりに積極的だと思う。YouTubeを訴えているのも、ある程度の戦略みたいなものだと思っている。
そんなViacom傘下のMTV(の更に子会社のバイアコムインターナショナルジャパン)が、ニコニコ動画を運営しているニワンゴと「番組配信と広告の共同販売で提携した」のだそうだ。提供される番組は、「ビーバス&バットヘッド」など9作21本。
引用部分にもあるように、ニコニコ動画の人気は肯定的に取られており、宣伝効果を高く評価しているとのこと。私自身のニコニコ動画の印象は、コアなユーザのニッチな需要に応えるサービスであると考えている。最近見られるニコニコ動画の過大評価には若干食傷気味ではあるが、評価すべき点の多いサービスだとは思う。ニコニコ動画の最大の功績は、一部のコアユーザのニッチな需要をさらに昇華していることだと思っている。おそらくマスには到達しないが、しかし、束ねられたコアユーザへのアプローチと、拡散したマスへのアプローチという観点から考えれば、どちらが効率的かは一概には言えないのかもしれない。MTVとしてもその辺のところを狙ったのかなぁと思ったりもするのだけれど、どうなんだろうね。
タイトルはお遊びでつけたのですが、個人的には、世界といえども先進的な技術を活用するのは時間がかかるわけです。だから、最近ではようやくDRMフリーだとか、ビジネスシーンにおけるYouTubeやBitTorrentの活用なんかが見られてきたけれど、それだって結構時間がかかっているわけ。なので、日本だけが、際立って遅れているとは思っていないのだけれども(それに先進的だといわれていても、抱えている問題は日本と同様、もしくはそれ以上のものを抱えていたりするしね)、遅れている中でも、さらに遅れているといった感じは受ける。
先日、BitTorrent Inc.社長のAshwin Navinが来日し、「THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2007」での講演で、米国外初の現地法人設立が日本であった理由に関して以下のように語ったという。
日本を選んだ理由としてNavin社長は、日本のインターネット環境が最も先進的であり、上下100Mbpsのブロードバンド回線が普及している点を挙げた。
活かすも殺すも。
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| | 2007/09/30 21:15 | |