2007.10.17 Wed
いいめも問題:不正な著作権クレームによる脅迫的要求?
岡田斗司夫(の関係者?)が「いいめもダイエット」ってサービスにクレームつけて、サービスの停止に追い込んだってお話。事実関係は全然明らかにはされていないのだけれども、個人的には本当にこの著作権クレームが妥当だったのか、という点に注目している。特に、それが妥当ではなかった場合、どのような意図で著作権クレームを入れたのだろうか。今回のケースがそうだというわけではないが、どのような理由であれ、著作権を濫用、つまりは不正に主張し、それによって脅迫的な行為を行うということは絶対に許されてはならない。
停止のお知らせはこちら。
概要としてはこちら。
- 「いいめもダイエット」サービス停止騒動まとめ。 - Something Orange
- いやいや、アイデアは著作権では保護されませんって! - 万来堂日記2nd
- アイデアに著作権なし……それでも「いいめもダイエット」サービス停止 - ITmedia Biz.ID
- 404 Blog Not Found:いつまでもケチと思われるなよ
とりあえず、当ブログとしては、岡田にとってもいい宣伝になったのにとか、名前出しちゃったのは拙かったねとか、その前に唐沢を何とかしろよとか、クレームの全文を見れば納得できるかもとか、もともと岡田のアイディアじゃないどころか、昔からアイディアだろとか、もしかして岡田本人じゃないんじゃね?とか、そもそも岡田はやせてなんかいなくてあれはキモい影武者だとか、いやいやもともとキモかったとか、そういうのは抜きにして、今回のケースは、いいめも開発ブログにあるように(太字は引用者heatwaveによる)
「記録をしてダイエットに結びつけるという発想は、私の著作からスタートしていますので、見た目上はただの記録するのに便利なものですが、それをダイエッ トに結びつけているという点で言えば、私の著作の核心と同一ですので、著作権の侵害に当たる可能性が極めて高いと思います」などのご指摘をいただき、 「「いいめもダイエット」の取り下げを希望いたします」
という著作権クレームにかこつけて、競争を不当に妨害したり、別の意図をもって攻撃したり、更に言えば相手を脅してやろうという意図で利用されたりすることが、可能だってことを示しているという点に恐ろしさを覚える。つまり、「(訴えるとは言わずに)あなたは私の著作権を侵害しています。直ちに公開を停止して欲しいと願っています。」ということで、訴訟をするしないということは明示しないけど、相手にとって潜在的な訴訟の脅威を感じさせるような言葉を選ぶことで、当該の行為を封じることができるということ。
これは、特に相手が弱い立場の「訴訟なんてとんでもない」っていう層に有効なテクニックになるのだろう。たとえ批判されようとも「いやいや、私は個人としての意見を申し上げただけで、相手が勝手に閉鎖しただけですから」といういいわけができる。まぁ、あくまでも今回のケースがそうだってわけじゃなくてね。
私は著作権という制度は非常に優遇されている制度だと思っている。一部では行き過ぎもあると思っているくらいだ(もちろん、その旨みを吸っている人は創作者ではないことのほうが多いというのも問題だが)。だからこそ、私は著作権の絶対に濫用は許すべきではないと考えている。
今回のケースに関しては、もう一方の当事者からのコメントがないので、何とも言いがたい部分もあって、濫用と言い切れるかどうかはわからない、と朝方書いたところでお出かけしなきゃいけなくなったんだけど、出かけている間に岡田側からの反応があったみたい。一旦アップされたものの、その後削除されてはいるけど。
ただ、はてぶにキャッシュされた部分を見る限りでは、上記の主張は、岡田本人のものではなく、彼の関係者の主張であったようだ。個人的には彼自身がどうこうというのには、大して興味はないのだけれども、そこに関係者が出てくるということに、何だかきな臭さを覚える。
一部、同様のサービスを考えていたんじゃない?というような推測があるように、この関係者ってのが、岡田の承諾を得て彼のアイディアだとされるダイエット法をサポートするサービスを考えていたのかもしれない。それを開始するに当たって、いいめものサービスが邪魔だった、だから著作権クレームをつけて競合サービスを不当に牽制したということも考えられる。
もちろん、それとは全然違うことなのかもしれないけれど(出版社側の意向かもしれないしね)、誰がどのような意図を持っていたかにかかわらず、彼らが著作権クレームを入れるに当たって何をよりどころとし、それはどの程度妥当であったのか、ということを考えなければならない。当該のエントリが削除されたということによって、一週間後にレスポンスが得られるのかどうかも不明にはなったが、このままうやむやにすることはないだろうと信じて、続報を待ちたい。
つーか、Web上のサービスなんてクローンだらけなのにね。そんなにダイレクトには関係しないのだろうけど、なんとなくAcaciaのことを思い出した。
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Re: いいめも問題:不正な著作権クレームによる脅迫的要求?
記録を取ってダイエットするというのは、既にどこかの医者が専用のノートでも作って患者にやらせてそうですけど・・・
そんな一般的な発想に著作権を主張できるなら、私が考えついた割り箸先のほうを持ってそっと割ると綺麗に割れる技もそろそろ権利主張して脅したほうがいいですかね
| ふと思ったんだけど | 2007/10/17 03:41 | URL |