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MPAA:TorrentSpyのログ保存回避策の違法性を非難

TorrentSpyTorrentSpyとMPAAとの訴訟は、今年8月、米国内ユーザからのアクセスに対して、RAMに格納されるそのユーザアクティビティ等の情報を保存せよ、との命令が確定したことから、関連する動きは加速している。その命令の確定と前後して、TorrentSpyはユーザのプライバシーを守れなくなったとして米国内ユーザからのアクセスを遮断することにした。それによって、TorrentSpyはログの提出を回避することができたのだけれども、一方でMPAA側はそのような行為は裁判の命令を回避するためのものであり、違法な試みだとして、申し立てを行っているよ、というお話。

原典:TorrentFreak
原題:MPAA Not Done With TorrentSpy Yet
著者:Ernesto
日付:October 12, 2007

TorrentSpyクルーはここ数ヶ月の動きの中で、彼らのWebサイトに思い切った変更を加えた。彼らは.torrentファイルを干すとすることを止め、更には米国ユーザの遮断すら行った。しかし、MPAAにとって、この措置は十分なものではないらしい。彼らは、新たに申し立てを提出し、人気のBitTorrentサイトに対する制裁を求めている。

8月、連邦裁判官はTorrentSpyに対し、RAMに格納される全てのユーザデータを記録するよう命令した。この決定への反応として、TorrentSpyは、ユーザのプライバシーを保証するため、として、米国からの全てのユーザのアクセスを遮断することが最も良いと判断した。しかし、現在MPAAはTorrentSpyが判決を無視していると主張している。

かつてはインターネット上で最大のBitTorrentサイトであったTorrentSpyは、既にMPAAからの深刻な攻撃を受けているが、現在、彼らを永久にノックアウトするためのもう1つの試みに直面している。今週初め、我々はTorrentSpyのトラフィックについてレポートしたが、これは米国ユーザを遮断したことで、彼らの収益が損ねられていることを意味している。しかし、サイトが完全にシャットダウンするまで、映画スタジオの攻勢はとどまるところを知らないようだ。

CNET News.comによって得られる法廷文書によると「(TorrentSpyは、法廷の)命令への遵守を回避するという明白な目的のために、サーバログデータを利用できなくするという措置をとった。本申し立ては、このような行為は、本法廷の権威および5月29日の命令を回避するための、被告側の新たな違法な試みとみなされるべきであるとする。」

更に悪いことに、現在MPAAは、TorrentSpyによって提供される.torrentへのリンク(ホストではない)を、違法であり、著作権侵害であるという判決を下すよう、裁判官に求めている。もちろんそれは、不条理な要求ではあるが。

TorrentFreakはTorrentSpyの創設者であるJustinに、この件について聞いてみた。「彼らは、我々がこれまで一切のユーザの行動についてのログをとってこなかったということ、全く新しい、異なる何かに事実を捻じ曲げようとしている」と彼は言う。これを遊び場での言葉に置き換えてみよう。

PUNK:「先生!あいつの友達が俺をぶった!」
TEACHER:「本当にあの子達があなたをぶったの?何回?いつ?どこで?」
PUNK:「そんなのわかんないよ!でも、あいつらはしたんだって思う。- だって俺はあいつのことが嫌いだもん。」
BOY:「ボクは彼をぶってないよ。友達も絶対ぶってない。」
PUNK:「あいつに友達を見張らせてよ!友達がどこに行くか、何をするかを。」
TEACHER:「OK、じゃあ、あの子達を見張っておいてね。」
BOY:「うーんと、そんなこと言われても、友達は学校に来なくなっちゃったよ。」
PUNK:「あ゙ーーー!いじわるなこと言うな!お仕置きしてよ!」

PUNKが誰を指すかはみんなわかるよね。

うーん、でもそのBOYが友達を学校に来させなくしているのだからねぇ。贔屓目に見ても、BOYはPUNKがぶたれたのを知っているわけだし。まぁ、たとえ話を考えていてもしょうがないのだけど。

ここでの問題点は、TorrentSpyがユーザのプライバシーを理由に米国ユーザのアクセスを遮断したことが、命令への遵守を回避するために行われた、と認められるかどうか、なのかしらね。

ただ、ここまで来るとどのような落としどころがあるのは、ちょっとわからなくなってくる。ではMPAAは米国内からのアクセス遮断を止めさせようとしているのだろうか?裁判に勝つことを考えれば有効なのかもしれないし、長期的な視点で考えると証拠を固めるために一時的に侵害を許容することはやぶさかではない、ってところなんだろうけど、なんだか腑に落ちない部分もある。

それとも、単に攻撃できそうなところを攻めているってだけなのかな。確かに、せっかく裁判所からRAMデータを保持するよう命令が下されたというのに、そのデータがないというのでは、何の進展もないわけだし。遮断をやめろというわけではないにしても、その辺の悪質さを強調して攻撃しようっていう感じなのかしら?

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