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AllofMP3: 敵対の構え

原典:Slyck.com
原題:AllofMP3: Ready to Rumble
日時:October 16, 2006
著者:Thomas Mennecke
URL: http://www.slyck.com/news.php?story=1307

AllofMp3は音楽業界以上に、ロシア大統領Vladimir Putinに多くの困難を生み出したようだ。そのどん底の価格は、数百万曲の楽曲と、そのサブスクリプションのカタログを提供した。mp3, ogg, FLAC,wmaなどの多種多様な音楽フォーマットが利用可能である。

多種多様な音楽とファイル形式で武装したAlloMP3.comは広範な顧客ベースを獲得していった。AllofMP3は、iPod、 iRiver、ポケットPC、パルムなどのハードウェアによって区別することはない。iTuneがそうであるのと同じくらい善意的に、それは単に質、量、相互互換性(価格やDRMがかけられていないことに言及されていないこと)によって(他社を)出し抜いている。

このオンライン音楽ストアに対しての音楽業界の怒りが沸騰したのは、これら2つの問題が原因である。iTuneのように契約した料金を音楽業界に支払う(大多数の楽曲の値段は99セント)のとは異なり、AllofMP3.comは単にそのコストの割合を請求する。このロシアの音楽ストアは、その代わりに、ダウンロードされるファイルの長さによって料金を請求する。言い換えると、128bitのレートの曲は、192bitの可変ビットレートのmp3よりもコストが少ない。したがって、品質がよいほど、消費者がより多く支払うことになる。

問題を悪化させることは、ロシア連邦のWTO(世界貿易機関)への加盟である。過去の超大国が再び大国として復活するための奮闘は、ソビエト連邦の崩壊から始まった。そして、この目標への鍵は生き残りを可能にする経済力それ自体を再び身に着けることである。WTOの経済的利益の恩恵を受けることを望むのであれば、その組織に加入する必要がある - ロシア連邦が未だ成し遂げていない地位-。面白いことに、AllofMP3.comへの法的解決へのロシア政府の怠慢によって、この国のWTOへの参加が阻害されている。

AllofMP3.comはこの問題に対して悪名高く静かであったが、6月に沈黙を破り、その合法性を主張した。エンターテインメント産業にとっての最大の懸案は、著作権使用料の問題であった。そして、全てのエンターテインメント産業の業界団体によれば、ほんのわずかな金額すら支払われていないとのことだった。これに対して、AllofMP3.comは、実際には著作権使用料を支払っており、ロシアにある2つのあまり有名ではない組織とのライセンス契約があると述べた。

「AllofMP3.comは、ROMSやFAIRといったロシアの権利共同管理団体に、著作権使用料として相当な額を定期的に送金しています。そして、それはインターネットを通じた合法的な音楽配信のサイトライセンスを付与されているものだと考えています。」

これは2006年9月1日(ロシアにおける著作権法の転換)を前に、AllofMP3.comによってかかれたものである。1ヵ月後も、AllofMP3.comはそれでもまだ運営を続けており、まだ非常に安価に音楽を提供しており、国際的な要求に応ずる兆しはない。音楽産業への対処の可能性を示した6月のプレスリリースではあったものの、AllofMP3.comからの最新のプレスリリースは自社が合法的かつ正当な会社であることを再度断言したものであったようだ。

本日出される声明において、AllofMP3.comは午前11時30分(東部時間)に記者会見を行うことを通達した。

「Universal(V)、WarnerMusic(WMG)、SonyBMG(SNE)とEMI(EMI.L)は、より望ましい著作権使用料構造を確立するキャンペーンの一つとして、当社に繰り返し誤った特徴づけをしています。それらの会社とそのエージェントであるRIAAとBPI(British Recording Industry)は、彼らのビジネスキャンペーンの一部として、英国、米国政府の協力を得ています。」

「Mediaservicesは、そのビジネスモデルが合法的であること、それが音楽の需要を最大にし、消費者がより多くの音楽を購入するように刺激することを確信しています。当社は、音楽市場がさらに広がり、深まるならば、誰しも-音楽レーベル、アーティスト、配給会社-が勝者であると考えています。少数のアーティストに売上のほとんどを頼っている現状は、時代遅れのビジネスモデルであり、音楽業界にとっては不幸なレシピであるといえます。」

AllofMP3.comが明日、何を明らかにするかを、正確に予測することは、所詮推測に過ぎない。もし、MediaServices(AllofMP3.comを運営する会社)が、自らの進路が正当な道であると「確信する」ならば、彼らの現在のビジネスモデルが近いうちに変わるということはないと予測することは合理的だろう。Slyck.comでは、明日詳細がわかり次第、追って報告する。

これが無法地帯のロシアの現状。

といっても、やはりRIAAやIFPIの追求は激しいようで、そうやすやすとは逃れがたい。しかも、ロシア政府にしても、いつかはこの現状を是正しなければ国際的な経済力を増強することはできないわけで。ある意味では期限付きの強がりなのかもしれない。

ただ、グレーゾーンであっても利用者にしてみれば、安くて使い勝手がよくて(ハードウェアを選ばない、DRMがついてない)量が豊富ってのは非常に魅力。

よくよく考えてみたら、音楽とか複製可能な芸術の値段なんてのはあってないようなもの。一旦作ってしまえば、半永久的にそれで商売が出来るという優れもの。多少のコストはかかるとしてもね。特にネット配信時代になれば、その特性がさらに強まるわけで。

いつかはアーティスト本人が自らの作品を配信することも可能になるんだろうなぁって夢を、業界団体がぶち壊してくれるんだろな。音楽に金を出すってのは、肥大化した業界団体にお金を支払ってるような部分がある。

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