2007年10月27日
以前には、フツーのテレビTorrentサイトであったShareTVがよりソーシャルな機能を追加し、テレビTorrentコミュティへと成長を遂げているよ、というお話。現在、これまでのテレビTorrentの提供に加え、ログインすることで番組のトラッキング、レイティング、お気に入りのキャラクターへの投票、番組リストの編集、ビデオ共有サイトからのエンベッド、フォーラムへの投稿などが可能となった。とはいえ、行為としてはその違法性が問われかねないものだと思うのだけれどもね。個人的には、このようなプラットフォームは、この手のサイトではなく、テレビネットワークの側に取り組んで欲しいなぁと思ったりする。
原典:TorrentFreak
原題:ShareTV Evolves Into a TV Torrent Community
著者:Ernesto
日付:October 20, 2007
URL:http://torrentfreak.com/sharetv-evolves-into-a-tv-
torrent-community-071020/
ここ2,3ヵ月で、ShareTVは、比較的標準的なTV-Torrentサイトから、力強いTV-Torrentコミュニティへと成長を遂げた。それではユーザ達は、大好きなテレビ番組を共有し、視聴し、議論することができる。
BitTorrentにおけるテレビ番組の人気は非常に高い。"Heroes"や"Prison Break"といった人気テレビシリーズは、毎週100万回以上ダウンロードされている。その主な理由としては、テレビネットワークが、それらのコンテンツを世界に向けてオンラインにすることに怖気づいているせいでもある。
このことは、ShareTVのようなサイトの成功を後押しするものであろう。「ネットワークの行っている欠点のあるアプローチ。彼らはまさにユーザの望むとき、ユーザの望む番組を視聴させることを容易にはしてくれません。」とShareTVの管理人、Chris RichmondはTorrentFreakに語る。
ShareTVの当初の目的は、BitTorrent初心者がテレビ番組をダウンロードするのを簡単なものにする、ということであった。そのことはこの2月にも、テレビ番組のダウンロードをできるだけ簡単にしたいとChirsの口から語られている。しかし、サイトのフォーカスは時と共に変化してきた。そして、現在、サイトは普通のTV-torrentサイト以上の素晴らしいものとなった。「私はShareTVをTorrentサイトではなく、テレビファンのための巨大なコミュニティにすべく取り組んでいます。我々に賛同してくれる多くの人たちと共に、テレビネットワークが行うことに影響を与えることができれば、と考えています。Jerichoに起こったことのように。」
新たに改善されたShareTVは、torrentがダウンロードできるだけではなく、ユーザの大好きな番組のトラッキング、レイティング、お気に入りのキャラクターへの投票、番組リストの編集なども可能となった。現在、ShareTVは約9万人のメンバーと1日に2万8千人のビジターを持つ。しかし、この数字は、TV-torrentが現在のような人気を保っている間は、増大を続けるだろう。もちろん、Chrisが昨日逮捕されたTV-Linksの管理人と同じ道を辿らなければね。
余談からはじめると、このJerichoに起こったことというのが結構面白い。今年の5月、テレビネットワークのCBSがJerichoというテレビシリーズの打ち切りを発表したのだけれども、熱狂的なJerichoファン達はそれに納得できず、CBSに対して抗議を始めた。そのときの手法というのが非常に面白くて、方々で紹介されることになったのだけれども、彼らが行ったのは、CBSに対してナッツを送りつけることだった。
Nutsには、「クソ喰らえ!」という意味があるのだけれども、これはJerichoファーストシーズンのファイナルで登場人物が放った言葉からの発想のようだ(もともとは第2次大戦中、バストーニュの戦いにおいて圧倒的不利にあった第101空挺師団に対し、ドイツ軍が降伏勧告を行ったときの第101空挺師団長代理アンソニー・マコーリフの返答がネタ元らしい。私の好きなテレビドラマシリーズ『バンドオブブラザーズ』のエピソード6にもこの辺のくだりが登場する)。
とまぁ、ナッツを送りつけられ、ファンからの度重なる復活希望にこたえる形でCBSはドラマを再開することにしたようだ。更に、この件に関しての謝罪広告をGoogle Adwordsで行ったというのも非常に斬新で面白いものだった。更には番組クルー達や出演者達までもが、ファンに感謝し、YouTubeに「Thank You Fan Reel」というクリップをアップロードし、スタッフ・出演者総出で自らの口からファンに対して「ありがとう」を口にした。
ということが、このShareTVにおいても起こりうるのだろうか。個人的には、それならば、Torrentやビデオ共有サイトへのリンクのないプラットフォームのほうが説得力が出ると思うのだけれどもね。むしろ、こういうコミュニティはテレビネットワークの側が積極的に作っていったほうが良いのではないかなぁ。



コメント
ふと思ったんだけど | URL | -
Re: ShareTV、テレビTorrentコミュニティに進化
英語のスラングがさっぱりわからずそのままナッツと訳したというあれですね
ニコニコ動画のようにコメントをテレビ番組にリアルタイムで入れられるようになればテレビの視聴者もぐんと増える気がします
2ちゃんねるのテレビ実況系を見ていると不思議な連帯感があるんですよね
パソコンからテレビを視聴できるようにすれば面白いと思うんですよね
できないことではないし、もうテレビ業界では議論されたことかもしれませんね
( 2007年10月27日 00:52 [編集] )
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