2007年10月27日
IFPI、MPAAのノルウェー支部の弁護士が、OiNKの強制捜査、逮捕に関連して、ノルウェーにおいてもTorrentトラッカーに対する強制捜査が行われる可能性を示唆しているよ、というお話。個人的には、捜査機関でもない人間が、捜査のことを口にすること自体、なんだか違和感を感じるし、そう考えるとフェイクなのかなとも思ったりする。それに加えて、OiNKメンバー個人に対する追及に関する質問に対しては、英国、オランダ、ノルウェー警察に協力を求められればそうするが、同団体としてアクションを行うということはないだろうとしている。原典:TorrentFreak
原題:OiNK Down, Norwegian BitTorrent Trackers Next
著者:enigmax
日付:October 24, 2007
URL:http://torrentfreak.com/oink-down-norwegian-bittorrent-
trackers-next-071024/
BitTorrent界隈が大手トラッカーのOiNKが閉鎖されたショックで大騒ぎしている中、更なる閉鎖が続くかもしれない、という兆候が現在ある。『DVD John』に負けた弁護士によると、次の閉鎖はノルウェーであり、強制捜査は差し迫っているという。
昨日、BitTorrentトラッカーOiNKは、産業団体であるIFPIの協力の下、MPAAではなく、本物の警察によって強制捜査を受け、閉鎖させられた。ルールは変わってしまった。
次のターゲットは出てくるのかと紛糾しているBitTorrentコミュニティを尻目に、明確な指標が、ファイル共有ユーザを提訴している音楽産業で働く弁護士からもたらされた;
次はノルウェーであり、そしてその強制捜査は差し迫っている。
Espen T遵kndelは『DVD Jon』に対する法的な敗北によってよく知られたノルウェーの弁護士である。彼は現在、IFPIおよびMPAAのノルウェー支部で働いている。
T遵kndelは、ノルウェー警察がノルウェーのサイトに対する強制捜査を行う用意が整っていると語る。準備は万端のようだ。
どのサイトがターゲットとされているのかという質問に対しては、捜査が進行中であるとして詳細を言及するのを避けた。ただ、複数のケースで起訴に持ち込めるだけの証拠を複数のサイトから収集しているという。
また、OiNKのノルウェーのメンバーが今後どうなるのかについて尋ねられると、英国、オランダ、ノルウェー警察への協力以上には取り立てて何かすることはないと述べた。
ただ、T遵kndelはOiNKのデータベースが警察に利用できるのであれば、そのメンバーが起訴されるかもしれないという可能性について推測する。多くのものをダウンロード、アップロードしていた人々が問題に直面するかもしれない、ということから、単に『ランダムに』個人を特定するかもしれない、というところにまで彼の推測は及んだ。しかし、もう1つの可能性があるだろう。
おそらく、警察には利用できるリストが存在しない、ということ。
この記事によると、関係者はOiNKメンバーのリストが暗号化されているだけではなく、『OFF]』モードを継続するための敵的な信号に拠る『自己破壊』型メカニズムが備わっていたという。
未確認ではあるけれども、この状況はOiNKの180,000人のメンバーにとっては若干の慰めにはなるかもしれない。
まぁ、冒頭での述べたけれど、捜査機関でもない団体がこのような情報をリークすることは、彼ら自身の利益を損なえるような気もするのだけれども。もちろん、オペレーションに向けて動いているのかもしれないけれど、だとしたら、わざわざ情報をリークする必要もない。むしろ、トラッカー側に予防的な措置を強化されて一番困るのは、当のIFPIだろうに。証拠は揃っている、という自身があるのかもしれないけれど、強制捜査によって得られる証拠もあるわけで、わざわざそれを失うような発言をするというのは、どうも気にかかる。
結局はプレッシャーをかけているだけなのかな、という印象を持ってしまう。
個人に対する追及に関しては次のエントリでもお伝えするけれど、この記事にあるような『自己破壊型』のプログラムも、データベースの暗号化もなされてはいなかったみたい。それでも、個人を追及することを可能にするほどのログはとってはいなかったみたいだけどね。



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