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『知的財産権』という言葉はわかりにくい?:『知的特権』 vs. 『知的独占権』

前回の記事に前後して面白い記事を発見したのでご紹介するよ、というお話。『知的財産権』という言葉は、なかなかに直感的に理解しにくいこともあって、別のつけるべきじゃ?という意見がある模様。そのような1人が新たに『知的特権』というタームを持ち込もうとしているよというお話。この記事の筆者は、アカデミックな世界ではそういうのを好きな人もいるだろうけど、実際にはなじまないだろうね、と皮肉っている。で、その筆者がぴったりだと思うタームは『知的独占権』。両者を比較すれば、確かに特権よりはマシだわね。

原典:tech dirt
原題:Forget Intellectual Property -- Think Intellectual Privilege?
著者:Mike Masnick
日付:October 26, 2007
URL:http://techdirt.com/articles/20071023/133936.shtml

著作権や特許といったものが、「財産」であるということが真実ではないと思えてしまうことで、 一般的に、我々は「知的財産権」という言葉に問題を抱えている。伝統的な財産と著作権や特許というものの間に明確な違いがあるように、それは明らかに事実ではない。

また、商標が「知的財産権」の範疇に含まれているということも問題を孕んでいる。それは、他の2つとも全く異なるからである。商標は、(著作権や特許のように)インセンティブとしてではなく、消費者保護の手段として開発されたものである(つまりオリジナルの製品と誤認してしまうことを避けるため)。

しかし、著作権と特許を説明するための、より大きな言葉を手に入れることは、幾分役立つことかもしれない。(建国の父であるJeffersonやMadisonを含む)一部の人たちは、独占権(訳注:monopolies; 占有権?)という言葉を好んだ。この当時は「知的独占権」、「独占権の使用」というように用いられていた。

現在、Tom Bellは、より適切な用語として『知的特権 (intellectual privilege)』を提案しその理由を述べる研究報告を書き上げている。それが興味深いアカデミックが議論には役立つかもしれないが、一方で人々が近いうちにそのフレーズを採用するということはありえそうにない。

私はどちらかといえば、それを言及するに当たっては、知的独占権というほうが、遥かに説明的であると思う。Intellectual privilege(知的特権)、『IP』という名称を含む以外に心地よさを感じない言葉は、説明するためにはあまりに多くの労力を必要とするだろう。

言葉遊びもいいですが、たとえ妥当な理由があるとしても、直感的に理解しにくい用語になるのは、ごめん被りたいもので。

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