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Ozzy Osbourne:「音楽をダウンロードする人々から苦しめられているんだ。」・・・でもライブには来てくれる?

ドラッグと酒に溺れすぎてかつてはBlack Sabbathを追い出され、そして再びBlack Sabbathに帰ってきたOzzy Osbourne、そんな彼がインタビューの中で違法ファイル共有について語っているよ、というお話。「私は音楽をダウンロードする人たちからひどく苦しめられている。」と彼は言う。その一方で、そのようなダウンロードによってライブに人が来る、ということも認めないではない。まぁ、そんなカオスなところは依然としてあるOzzyのお話。

原典:TorrentFreak
原題:Downloaders Confuse Ozzy Osbourne to Go on Tour
著者:enigmax
日付:November 02, 2007
URL:http://torrentfreak.com/downloaders-confuse-ozzy-osbourne-to-go-on-tour-071102/



Herald Sunのインタビューにおいて、彼は多くの問題を語っている。しかしもちろん、我々はファイル共有に関する彼の意見に興味を持った。 彼は自らの音楽についてこう述べている。

「私は音楽をダウンロードする人たちからひどく苦しめられている。それをとめるための方法を見つけられなければ、人々はレコードを手に入れることはできなくなるだろう。新しいバンドなんて出てくることはない。どうやって彼らは生き残っていくのだろう?私は古参のアーティストだ。私は40年のキャリアがある。しかし、新人バンドたちは苦しめられそうだ。タダで手に入れるなんておかしいよ。」

おそらく、バンドは新たなアイディアでイノベートしなければならないのだろう。たとえばRadiohead、彼らが利益を上げたことが明確になりつつある今、それは理解されていることだろう。あるいは、Princeのアプローチをとって、新聞に自らの音楽を添付するというのはどうだろう?いずれにしても、ファンが音楽を聴いてくれるのであれば、彼らはギグに来て、喜んでバンドのグッズにお金を出すことをバンドは理解する。

『ライブ』とSharon Osbourne−Ozzyの妻であり、ビジネスマネージャーであり、そしてOzzfestの創案者−を非難することはできない。Sharonは彼にこう説明したようだ。

「Sharonは、どれくらい多くのバンドが、人々がレコードをダウンロードできるおかげでツアーを廻っているのかを知れば驚くだろう、でも、そのような人々もロックショーには勝てはしない、というんだ。」

全くその通り。 Ozzyのコンテンツをダウンロードするあらゆる人々は、新たな潜在的ファンである。それは彼が『生計を立てるために』行っているライブを満たし、そのショーの数を判断するのに役立つことだろう。そのような助けは実際にうまくいっているようだ。

「私は長いキャリアがあるが、今ほど多くのライブショーを行ったことはない。今年90のショーをしたよ。」

2004年にNME誌の『God-Like Genius』を受賞したにもかからわず、Ozzyにはより人間らしい特徴−たとえば当惑や混乱−を持ち合わせていることが知られている。そしてこのインタビューにおいてもそれは少しも異ならない。ダウンローダーのせいで『ものすごく苦められている』にもかかわらず、引退を考える必要もなく、むしろ、彼のレコードセールスに満足しているようだ。

「私はそれを試した。しかし、それでもどうもうまくいっているようだ。私は依然としてたくさんのレコードを売っている。」

では、将来の見通しはどうだろうか?

「ますます大きくなっていくだろうね。」とOzzy。

まぁ、最後の3行はちょっと違う文脈で言っているみたいだけどね。違法ファイル共有とは関係なく、彼自身、酒とドラックとの絶縁を誓っての発言のようにも思えるけど。

前々回のエントリの話でいえば、Ozzyはメジャーアーティストではあるけれども、オールドファンの需要が多く、その一方で彼の元を離れたファンも多数いる。さらにいえば、おそらく彼は最近の音楽ファン達にリーチしていない。だからこそ、ダウンロードされることでより多くの人に自分の存在を知らせることができる。それがより多くなればなるほど、その中に彼のライブに行ってみようかなと思う層がでてくるかもしれない、と。

ただ、それもMySpaceなんかに行けばある程度は聴けるのだけれどもね。その辺はコストとかインセンティブなんかが異なるから、なんでしょうか。

それはともかくとして、個人的には初期Black Sabbathのころに一番の魅力を感じるので(OzzyよりTony IommiとかGeezer Butlerのほうが好き)、どうもOzzy Osbourneの新作ってのはあまり食指が動かないというか何と言うか。だからダウンロードされているという感も無きにしも非ず。とりあえず、聞いとくか的な。ただ、そういう部分ってのは往々にして重要なんじゃないかなと思ったりもする。少なくとも、聴いてみるってことに動機づけられた人がいる以上、それを逃すってのはもったいないからね。どうやってその人たちにアプローチできるか、ってのを考えるのもいいんじゃないかしらね。

と、余談だけれども、このTorrentFreakの記事のコメント欄にはOzzyの酒・ドラッグ癖を非難しているコメントが大量に寄せられていてゲンナリ。

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