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ピンクのブタが空を飛ぶ:OiNKの閉鎖が『優秀な』うp職人を世界に拡散させる

OiNK最近は、世界最大手の音楽プライベートトラッカーOiNKの閉鎖、捜査に関しての話題で持ちきりなBitTorrent界隈なのだけれども、そのOiNK閉鎖の世はとして非常に面白い現象が起こっているよ、というお話。私自身は知らなかったのだけれども、OiNKには.torrentの作成やそのアップロードに関しての厳格なローカルルールというものが存在していたらしく、そこで日々活動するリリーサー(最初にコンテンツをアップロードする人)はBitTorrent界隈でも非常に優秀な人が多いのだとか。そのような人たちが、OiNKの閉鎖に伴って、世界中のさまざまなBitTorrentサイトに拡散していっているようだ。

原典:TorrentFreak
原題:OiNK Releasing Talent Enhances Other Trackers
著者:enigmax
日付:October 29, 2007
URL:http://torrentfreak.com/oink-releasing-talent-enhances-other-trackers-071029/

偉大なるBitTorrentリリース職人たちは、 レアな人々である。そして最近まで彼らの膨大なコレクションは、檻に囲まれたピンクの宮殿に安全に閉じ込められていた。現在、IFPIのおかげで、世界中のトラッカーとたくさんの人々が、以前にも増して優れたOiNK難民の流入から利益を得始めている。

多くの人が、OiNKこそ世界で最も最高の音楽BitTorrentとラッカーであると考えてきた。実質的にありとあらゆるジャンルの最も素晴らしいレコードのみをトラッキングし、美しくラベルづけられ、カタログ化されたリリース、それはトレードマークでもあった。そして、それを作り出す人々は、BitTorrentコミュニティの中でも最も厳しいリリースルールの中でそれを成し遂げてきた。OiNK程高い品質のところはないだろう。

IFPIはフーフーと豚の小屋を吹き飛ばした。そして彼らは『勝利』した。

本当に?全てのOiNKインデックスがつけられた音楽ライブラリは消えてなくなったのだろうか?リリースする人たちは彼らのやり方のエラーを見て、すぐさまリリースすることをやめたのだろうか?かつてのメンバー全てが共有することをあきためたのだろうか?いや、もちろんそのようなことはないだろう。

OiNKは少しのコンテンツを運んではいない。そうしたのはユーザ達である。OiNKサイトを取り除くことは、OiNKユーザのライブラリから1つの楽曲をも取り除くことにはならなかった。そして彼らは他のサイトに移住して、そこに彼らのコレクションを持ち込む。

TorrentFreakでは、音楽専門トラッカー(このリストにあるようなところ)から複数の興味深いコメントを聞いている。彼らはここ数日間で記録的な数のサインアップを得ているだけではなく、共有に対して本当に熱心な優秀なOiNKリリースユーザを迎えることも喜んでいるようだ。

ある管理人は我々にこう語ってくれた。「OiNKのシャットダウン以降、少なくとも新たなメンバーシップは6倍にも跳ね上がっています。通常、このようなメンバーの一部は、共有しないとか、フォーラムで問題を起すというバッドなメンバーなのですが、OiNKから多くの人が来てくれて本当に嬉しいですし、さらにそのような人たちは非常に紳士(そして淑女)です。」

彼は続ける。「我々はアップローダーに対して申し込みフォームを用意して、そこで2,3の質問に答えてもらっています。我々はその人にアップロードするための権利を与える前に、その人が信頼に足るかどうかなどを判断しています。通常であれば、そのリストには、全く経験のない初心者からの申し込み(それがまたトラブルを起す!)が多数なのですが、現在、この1週間だけでもOiNKメンバーからの多数の申し込みを得ています。彼らは驚くべきコレクションを所有しており、それらはみんな100%完全なリリースです。このことは我々のコミュニティにとって非常に大きな後押しになってくれるでしょう。」

TorrentFreakは3人のジャンルに特化した音楽トラッカー管理人を話をした。彼らは元OiNKメンバーをピックアップし、そのリリースを受けたことを確認しているという。これは本当に本当に巨大な氷山の一角に過ぎない-なぜならOiNKはありとあらゆるジャンルをカバーしており、その全ての共有ユーザが強制捜査の後にホームレスとなってしまったのだから。しかし、彼らがホームレスでいたのもほんの10分程度のことだろう。彼らの大半はすぐに再び共有可能な場所を見つけ、そこに落ち着くだろう。

ピンクの宮殿は閉鎖されるかもしれない。しかし、世界中の最高の共有ユーザたちがその翼をより遠くのより広範なトラッカーにまで広げたことで、そのビートはますます続いていくことだろう。きっとブタは空を飛ぶんだよ。

なるほどねぇ、確かに一手にそのようなユーザをOiNKが抱えていたわけで、ある意味ではタガがかけられていたという部分があるのだろう。それが外れてしまったことで、一気に世界中に拡散した、というわけか。

TorrentFreakの論調では、そのことが更に被害を拡大させているというような話で進んでいるのだけれども、ちょっとその辺に疑問がある。ここで出てきている話は、少なくともプライベートトラッカーに関してだろう。もちろん、違法なコンテンツをそれぞれのプライベートトラッカーに持ち込むということはネガティブなことなのだろうけれども、その一方で、OiNKのころよりも規模が少なくなっているともいえる。OiNKは18万人のユーザが登録していたとされており(アクティブユーザかどうかは不明だけど)、確かに1つところにリリーサーが集中してはいたが、その規模があまりにも大きいのである。そしてそのOiNKが閉鎖されたことで、多くのOiNKユーザが世界中に拡散しつつあるのだろうけれども、その行き着く先の規模というのはそれほど大きくはないだろう。

結局は、大規模なOiNKに多くのユーザが集中している状態と、小規模なサイトにOiNKユーザが拡散している状態のどちらがよりネガティブな結果を及ぼしうるのか、によるのだろう。逆を言えば、、OiNKを閉鎖させたことと、OiNKユーザを拡散させたこと、どちらがより著作権侵害の抑制に対して効果があったのか、ということだろう。個人的には、確かに分散してはいるけれども、規模が小さくなった分、効率も低下するだろうし、TorrentFreakの主張とは逆の効果をもたらすのではないかなぁと思ったりもする。ただ、それほど大きな効果をもたらしているとは思えないけれどもね。

それでも、やらずに諦めてしまうよりは・・・というところなのだろう。もちろん、今後の展開は全て裁判にかかっているのだろうけれどもね。そこで勝って新たな武器を手に入れるのか、それとも相手に武器をくれてやることになるのか。気になるところではある。

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