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アンチパイラシー団体BREIN、ホスティング企業LeaseWebに対し更なるBitTorrentサイトの停止を求め圧力を強める

BREIN現在、カナダにおいてサイトの停止を余儀なくされているDemonoidであるが、その一連の混乱の発端はオランダのLeaseWebに対するアンチパイラシー団体BREINからの停止要請に始まる。これまでLeaseWebはDemonoidのみならず、世界各国のBitTorrentサイトにとって、安全な避難所として見られてきたものの、このBREINとの一件以降、もっともBitTorrentサイトを運営しにくいISPとなってしまったのかもしれない。現在でも数多くのBitTorrentサイトがこのLeaseWebによってホストされている。

原典:TorrentFreak
原題:Leaseweb Forced To Shut Down More BitTorrent Sites
著者:Ernesto
日付:November 17, 2007
URL:http://torrentfreak.com/leaseweb-forced-to-shut-down-
more-bittorrent-sites-071116/

オランダのアンチパイラシー団体BREINは、 LeaseWebに複数のBitTorrentサイトを停止させるよう強制している。ISPは法廷において顧客のために戦うことを決断しているが、現在のところ、彼が命じられることになれば、BitTorrentサイトを停止せざるを得なくなるだろう。

BREINは、LeaseWebにプレッシャーをかけるため、今年はじめの裁判の判決を利用している。このケースでは、アムステルダム法廷は、LeasewebがBitTorrentトラッカーeverlasting.nuをオフラインにし、所有者の氏名と住所を開示するよう判決を下している。さらに、everlasting.nuがすぐさま復旧したとしても、サイトを停止するようLeaseWebに対して命じてもいる。

以前にはLeaseWebは多くのBitTorrentサイトにとっての避難所であった。しかし、現在は深刻な脅威にさらされている。BREINは既に、Demonoidを停止に追い込むためにこのeverlating.nuの判決を利用した。現在、LeaseWebにホストされている他のBitTorrentサイトに対しても同様のことを計画しているようだ。TorrentFreakはLeaseWebから電子メールを受け取った。彼らはある顧客のWebサイトをオフラインにするよう迫られているという。LeaseWebの電子メールより

「最近のアムステルダム地方裁判所の裁判では、LeaseWebはそのようなサイトを停止するよう命令されました。LeaseWebは控訴し、最高裁までクライアントの権利のために戦い続けますが、残念なことに、LeaseWebは裁判所命令に従い、申し立てにおいてリストされた(bittorrent/edonkey)サイトを停止せざるを得ないのです。」

Leasewebによってホストされている数多くのBitTorrentサイトがあることを考えると、これは切迫した生命であるだろう。現在のところ、SumoTorrentが、.torrentファイルとトラッカーを別のISPに移すことを確認しているが、LeaseWebの電子メールによると、もっと多くのサイトがそれに続きそうである。

興味深いことに、彼らが.torrentファイルとトラッカーを別のホストに移すことで、BitTorrentサイトはLeaseWebにとどまることができる。これは、サイトのフロントエンドがLeaseWebにあり、著作物にリンクするファイルにリンクすることは良いのだということを意味する。

今回の問題がどれほど深刻かを示すために、LeaseWebにホストされる大手BitTorrentサイトを挙げよう。

btjunkie.org, seedpeer.com, torrentleech.org, mybittorrent.com, btmon.com, sumotorrent.com, what.cd, waffles.fm, hdbits.org, bitenova.nl, torrentportal.com, monova.org、そしてより小規模な多数のBitTorrentサイト。

これら全てのWebサイトが、LeaseWebから電子メールを受け取ったというわけではない(今のところ)BREINは、当初DemonoidとEverlasting.nuにしたのと同じように、トラッカーを稼動させているサイトをターゲットにする計画のようである。。

LeaseWebにとっては、その収入の多くをこれらBitTorrentサイトに頼っていることからも、非常に困難な状況に立たされている。しかし、彼らは裁判所命令には従わねばならず、それについては非常にシリアスである。「私達は、24時間以内に下記Webサイトを停止するよう、心よりお願い申し上げます。聞き入れていただけない場合には、契約およびLeaseWebより提供されるサービスの終了をさせていただくことになります。」

我々はLeaseWebにコメントを求めた。彼らは要請された場合、リストされたBitTorrentサイトを停止するより他に選択肢がないと説明するリーガルステートメントのコピーを転送してきた。しかし、彼らはこうも述べている。「LeaseWebは申し立てを提出し、表現の自由とクライアントのプライバシーのために最高裁まで戦い続けます。」

このような展開になるのは、当然のことながら予想されていはいたものの、実際にそうなり始めると、やはり注目せずにはいられない。現状では、BREINはトラッカーを稼動しているサイトを狙い撃ちにしているようだ。たしかに、トラッカーを運営していないサイトを標的にしたところで、そのサイトは閉鎖されたとしても、問題のTorrentがどうなるものでもないし、ユーザも別のTorrentサイトからTorrentを落としてダウンロードを続けることだろう。結局のところ、何も変わらないことになる。その一方で、トラッカーはTorrentサイトの数に比べると小数であり、また、トラッカーをとめてしまえば、たとえTorrentが存在していようとユーザはダウンロードできなくなる。たとえば、DemonoidでトラッキングされていたTorrentが現在利用できないように(もちろん、一部のユーザはそのような利用できなくなったTorrentを別のトラッカーにトラッキングさせるということもしているようだが)。

トラッカーを持たないTorrentサイトは安泰だというわけではないのだけれども、プライオリティを考えれば、トラッカーを持っているTorrentサイトを先に落とすことに力を注ぐというのは理解できる。SumoTorrentが早々に退去を決めたものそういう理由からだろうし、また、トラッカーをLeaseWebで稼動させない限りは、Torrentサイトとしての運営を続けられるということもそうした背景があるのだろう。少なくとも、LeaseWebに停止を迫ったところで、停止するのはフロントエンドとしてのTorrentサイトであり、本丸であるトラッカーは手付かずのままに残されるのだから。結局、フロントエンドを他の場所に移すだけで、サイトはすぐさま復旧が可能になるだろう。

それにしても、Demonoidのときも思ったのだけれども、小規模なTorrentサイトを利用して判例を引き出して、それを根拠に大手を追撃するというのは、なかなかに鋭い手法だよね。更に言えば、直接Demonoidなり、大手Torrentサイトなりを訴えるのではなく、ISPに圧力をかけて停止に追い込むという手法もなかなかに考えられたものだ。ただ、逆に考えると、そうでもしないとTorrentサイトを止めることは困難なのだということを露呈してもいるのだろうけれどね。直接訴えればいいのに、と思う一方で、そうできない事情があるのだろうなぁとも思えてしまう。

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