スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

11月21~27日のP2Pとかその辺のお話的ニューストピック

とりあえず、更新停止から11月27日くらいまでの記事を適当にピックアップします。上から順に古い記事になっていきますが、中にはそうではないものもありますので、結構適当に並んでいるなと思ってくださいな。でもって、27日以降に見かけた記事も文脈をあわせるために入れてたりするので、本当にカオスになっています。

ソニック・ソルーションズ、DVDダウンロードビジネスQflixを発表

面白いサービスだとは思うんだけど、結局制限がきつ過ぎて利用者は大していないだろうなと思う。だったら、レンタルDVDでいいよ、とかフィジカルな製品を購入するよとかね。さらに、どのような価格帯になるのかというのも気になるところ。結局、DVDを自分で焼く手間って結構あるのよね。さらに専用ソフト、ドライブ、DVD-Rまで要求するってのはねぇ…。それを補って余りある価格というと、レンタルよりちょっと割高程度でなければ難しい。500-600円程度ってところかしら。もちろん、その辺の問題も考えているのだろうからこそ、書き込み済みのDVDを配達したり、駅、店頭などにレコーディングシステムの設置を考えているのだろうけれど…。うまくいくのかしらね。

Does the Noncommercial Creative Commons license make sense?

FlashビデオのDRM配信を可能にする「KeyringFLASH」

とりあえず、コピーされないことを目指す方針というのには沿っているのだろうけれど、コピーされないことでどれほどの利益が上がるのか、どれほどの損失が回避できるのかがよくわかっていないままに、ただコピーさせるな、という方向に進んでいるのを見るにつけ、なんか無駄なことしているなぁと思える。本当に投資した金額に見合った効果が得られたのだろうか。CCCDで何を学んだのだろう。

お気に入り動画を集めて番組作る「Woopieチャンネル」提供開始

これまで何度か紹介してきた話題として、YouTubeなどのビデオ共有サイトに違法にアップロードされたコンテンツをエンベッドし、カテゴライズしたサイトの法的責任に絡む話題かなと思われる。これまでは、権利者、ビデオ共有サイト、ビデオを違法にアップロードしたユーザ、違法にアップロードされたコンテンツにリンクを張るサイトの四者の関係にあったものに、さらに第五者目が登場することになる。リンクを張るサイトは、それはユーザが勝手にやったことだと主張できるし、YouTubeの違法アップロードのケースでもわかるように、責任が分散されるためユーザが追跡される可能性も極めて少ない。さらに第六者目が登場する可能性もあって、このようなサービスによって作成されたチャンネルを別のユーザが自らのサイト、ブログにエンベッドできるということ。まぁ、なんとも責任がますます分散されていく世界で権利者はどう立ち回るのだろうかと、若干不安になったりもする。後ろ向きな反応をしてくれないことを祈りたいけど。

YouTube日本版が広告配信テストを開始、東芝とリクルートが参加

気に入った広告をユーザのブログなどに貼り付けられる、ってのはまず期待できなさそう・・・。それを狙ったネタ広告ならいいんだけどね。うーん、試みとしては面白いなぁと思うんだけど、本当にうまくいくのかなぁと思っちゃうわね。

Can the Internet really compete with cable TV?

Mark Cubanが激怒しそうな記事。ケーブル産業が寡占状態にあるとして、新たな規制を敷こうという方針が示されているよというお話。連邦通信委員会(FCC)議長のKevin Martinはそのような規制を推進することを望み、たとえばプログラムのパッケージ販売を禁止し、アラカルトでチャンネルの販売を行うよう規定する法律を求めている。ただ、複数の議員が「ブロードバンドの整備」がケーブル産業に対する「競争的環境」を生み出すと主張しており、実際にYouTubeをはじめとするビデオ共有サイトへの無制限のアクセス、iTunes、Hulu.comなど数多くのコンテンツデリバリー環境が存在しており、コンテンツ配信は寡占的な状況にないという声もある。さらに、Martinの主張するようなひどい寡占状態は、調査によってはそれほどでもない、過大評価されているという批判も上がっている。また、可能な限り市場に任せることが望ましいが、もし根本的な変化や新たな規制ポリシーが必要であるのであれば、それは委員会ではなく議会によってなされるべきであり、そのような規制はプログラムの多様性やスムースさ・シームレスさを損ねるという批判もある。実際、委員会の介入を可能にしたところで、問題が現実の問題が解決できるのか、という指摘もなされているようだ。続報としては、強行採決を避け、もう少し議論を続ける模様。延長に関するSlashdotでの議論

FCC plan to regulate cable stalls

上記のFCCのケーブル規制の話題に関するArsの記事。

RIAA Must Divulge Expenses-per-Download

UMG、Warner、Interscope、Motown、Sony BMG vs. Lindorの訴訟の続報。被告側は原告レコードレーベルの主張する1曲につき750ドルの損害賠償を憲法違反だと主張しているが、法廷その主張を認め、個々のダウンロードによる損害を被告に提示するよう命じているとのこと。

Canada copyright law: stronger, better than US’s

IBM to shove ads onto DVDs

Everyday Copyright Violations

Anti-Copying Programs May Slow Piracy

Tech design with thought

Browsershots: P2P for web designers

P2Pといってもファイル共有じゃないよという書き出しで始まるWebサービスの紹介。Browsershotsという分散スクリーンショットサービスなのだけれども、なかなかに興味深い。異なるOS、ブラウザ上でWebサイトがどのように見えているか、というのはWebデザイナーだけではなく、Webサイト、ブログを製作している人にとって知りたいことだろうけれど、このサービスではそれぞれのOS、その環境でのブラウザでのスクリーンショットを分散コンピュータによって作成し、それを中央サーバにアップロードするというP2Pアプローチをとっている。このサービスはかなり有名だし、かなり前から知られているけれども、そのアプローチまでは知らなかったなぁ。

BSAの不正コピー取締りの中心は小規模企業-米報道

Iceland's Largest BitTorrent Tracker Shut Down

アイスランド初のBitTorrentサイトに対する訴訟が開始され、同国大手のプライベートトラッカーTorrent.isが閉鎖に追い込まれたよというお話。裁判には4つのアンチパイラシー団体が絡んでおり、これらの団体は今月はじめ、Torrent.isの停止を求め訴訟を起こしている。サイト管理人は可能な限り争うことをTorrentFreakに述べており、Torrentサイトの違法性について争われることになりそうだ。

MPAA Wants Colleges to Install its 'Toolkit' to Help Them Monitor File-Sharing Traffic

MPAAは"pirate universities"とされたトップ25の大学に対し、学内ネットワークにおけるトラフィックを特定するために、彼らのツールキットを使用するよう求めた書簡を大学学長に送付しているようだ。このツールキットは、大学のネットワーク内のファイル共有トラフィックのレベルを可視化するためのものであり、個々の著作権侵害を特定するものでも(タイトルなどの情報は収集しない、違法・合法の区別をしないなど)、個々のコンテンツトラフィックを調査、表示させるものでも、そのフィードバックをMPAAに送信するためのものでもない、と約束している。ただ、ツールキットを起動すると、アップデートのためにMPAAのサーバに接続することになったり、ネットワーク内の個々のユーザの利用帯域や訪問したすべてのWebサイトのアドレスを表示するなど、いささか気になる部分もある。

UK punters lose faith in phished brands

フィッシングに関する英国調査。フィッシングによる被害は、それを受け取った人たちだけではなく、利用された企業のブランドにも悪影響を及ぼすようだ。

More Evidence That XP is Vista's Main Competitor

XP SP3がSP2より10%ほどOfficeを高速に起動することができ、またVista SP1よりも高速である。さらに、Vista SP1は無印Vistaよりも高速にすることが困難だという状況もあるようだ。XPユーザにとってはグッドニュース、MSにとってはバッドニュースだねぇ。

Fuzzy picture for Apple TV

「スティーブジョブスの魔法の杖は、いつでも機能するわけじゃない」という素敵な書き出しで始まる素敵な文章。PCとTVのリンクは未だ大きな障壁を抱えている。

ナップスター、NTTドコモの新サービス「Music&Videoチャネル」向けに音楽番組を配信

週に2番組をそれぞれ1回ずつ配信、視聴は3回まで、月額315円。ぜんぜん魅力的じゃないなぁ・・・。個人的にはレコード会社が率先して無料配信すべきだと思うのだけれども。

Missing, presumed tardy: Orange IPTV

ニコ動「よしよし動画」公開 ニコスクリプトも実装

ニコスクリプトが実装された、といってもいかにしてハックするか、ということに熱中する輩も出てくるだろうから、当面はまともに機能しないかも。吉本の動画配信に関しては、製作したコンテンツを死蔵させるだけではなく、再利用を考えているという点では、非常に評価できると思う。もちろん、自らが制作したことで権利関係ですっきりしているからこそなんだろうけど。コンテンツメーカーとコンテンツディストリビューターが同じであることが(さらに言えばそれが巨体であることが)、現状のコンテンツ配信の足かせとなっている部分もあり、こうした小回りの利くコンテンツメーカーが早期にWebに乗り出していけるのかなと思ったりする。ともすれば、既存のコンテンツメーカーの危機的状況とも思えるのだけれどもね。

"闇サイト"など違法・有害情報の対策強化へ、総務省が検討会を開催
ISPのフィルタリング導入が進まないのは「ユーザーのニーズないから」
「有害・違法情報」対策に内閣一丸で 総務省検討会が初会合

過度に有害情報認定されることは懸念されるけれども、一定のフィルタリングが必要とされているところも理解できる。違法情報に関しては、より効果的に排除していく試みが必要になるとは思うけれど、その一方で有害情報というのはかなり主観的な部分もあり、その定義や効果性から排除していくのか、それともフィルタリング/ゾーニングしていくのかなどを考えなければいけないのかな。ユーザのニーズに関しては、携帯においては3分の1が利用しているとのことで、ある意味では非常に高いとも言える。ISPはニーズの低さを言い訳にしているけれど、やはり問題はコストにあるのだろう。その辺は、ISPに「まかせっきりにしない」ことが必要になってくるのだろう。ISPにまかせっきりにすることで、ユーザに対するコストも発生するわけで、それが利用されないということにも繋がっているのかもしれない。なんか、ITmediaの記事は事業者寄りな感じも受けるけど、気のせいかしらね。

ハリウッドのスタジオら、中国のインターネットサイトを提訴

違法にコンテンツを配信したとされているJeboo.comはともかくとして、一緒に訴えられているインターネットカフェが気になるところ。北京に拠点を置くJeboo.comが開発したソフトウェアを、上海にあるインターネットカフェが利用して映画のダウンロード事業を行ったとされているのだけれど、経営者が同一、または関係者だったのかしらね。そうでもなければ、なぜにターゲットにされたのかが気になるところ。

Web 2.0時代のウェブ解析

Pirate Bay beats iTunes...for vision impaired users

スウェーデンのインタラクションデザインの専門家の研究によると、視覚、聴覚障害者にとってのアクセシビリティをiTunesとThe Pirate Bayとで比較したとき、後者のほうがよりアクセシビリティが高いという結論が得られたよというお話。スクリーンリーダーの利用、字幕の有無などに関してはThe Pirate Bayのほうがよりよいとしている。また、問題の解決に当たっては、iTunesに限らず、デジタルオンラインストアがよりシステムの制限(DRMやコンテンツコントロール)を低減することで可能となるかもしれない、としている。

著作権法改正巡る2つの対立・「思いやり」欠如が招く相互不信

都合のいいときだけクリエイターへの思いやりと持ち出すことが、どれほど権利者不信を生み出しているのかわからないのだろうか。金儲けのためなら、事前ではなくビジネスだからとクリエイターの権利を取り上げているのは誰だ?ビジネスと割り切るならそれでいい。なら、甘えるな。彼らが御旗に掲げる根拠のない「所得機会の損失という深刻な被害」、「収入が激減」は聞き飽きた。思いやりをもって暖かく見守れ?何年待てばいいんだ?もう十分待ったはずだ。ビジョンすら提示せずしてまだ待ち続けろと?この文章がまさに権利者たちを代弁している。ビジョンはないが、お前らが悪いのだから、もっと我慢しろ、と。どれだけ提案を繰り返しても、世界が進んでも、都合の悪いモデルに対しては、目をつぶり、それは対案ではないと否定し、ただ批判しているだけだとレッテルを張る。我々は公益のためにコストが激減していくであろうコピーに対してもそれなりのお金を払っている。私益を重視するなら違法コピーしているさ、でもそうはしない。では、権利者サイドは公益のために何かしてきたのか?私益を得、儲けることが公益につながるなどと甘えたことを言ってきたのではないか?我々は私益を捨ててでも公益のため、お金を払っている。権利者は自らの私益を守るためにさらに我々に負担を強いるというのだろうか。違法コピーの問題を何の明確な根拠もなくすべてのユーザに押し付けるのだろうか。てめぇのビジネスくらいてめぇで守れ。いい加減、甘えるな。そんな甘えた考えが通用するほどゆったりとした時代じゃない。考えてみるといい、世界でも競争しうる日本のコンテンツを。きっとあなたが思いついたコンテンツは、決して保護ばかりを声高に求める、甘やかされた産業のものではないはずだ。「ソフトパワー」に頼るしかないなら競争力をつけろ。貧弱な連中を制度で甘やかしても、井の中の蛙でしかない。時間がないなら現状のままでも動き出せばいい。それができない産業に未来などあるものか。このままいくと、今後は制限だらけの理論的には完璧なサービスが登場するだろう。そう、利用者がほとんどいないくらいに完璧にコントロールされた、ね。自らが魅力なサービスを提供できないのであれば、それは他人に任せたほうがいい。時代に追いつけないのであれば、コンテンツ製作とディストリビューションは分けて考えたほうがいい。

Pirate Bay laughs off three-pronged legal assault

現在、法的な脅威に晒されているThe Pirate Bay、来年初めにはスウェーデン検察による著作権侵害の助長に対する刑事訴訟、Princeによる民事訴訟、IFPIとのドメインハック論争など数多くの訴訟を抱えることが予想されている。それに対してThe Pirate Bayの管理人Peter Sunde(Brokep)は、ずいぶん余裕の構えて見せているようだ。もちろん、準備は怠りなくしているのだろうけれどもね。

「『健全な場』が最後に勝つ」「ケータイはPCを超える」「Androidはうさん臭い」

Yahoo!JAPAN社長へのインタビュー。個人的には、健全ではない場が勝てないとは思わないし、健全であるから勝てるということもないとは思う。もちろん、健全ではないままにい続けるわけにはいかないので、どこかで折り合いをつける必要はあるのだけれど、健全ではない場というのは、デマンドとサービスとのギャップを埋めるために健全ではなくなっているということもあり、それを安易に許容してはならない一方で、一定の評価がなされるべきだと思う(ただ否定すれば言いという話ではない)。このインタビュー全体を通じて感じたのは、Yahoo!の目指しているところが、より広範囲の人により広範な及第点に達する程度のサービスを提供するということだろうか。一部のユーザから熱狂的な支持を得るということも生き残りに必要なことではあるが、それとは逆に万人に向けてある程度の満足感を提供することも、生き残りを可能にするのかなと思える。ただ、大きな変化に即座に対応できないことが、現在のマスを抱えていることで生き残れているという状況に、どのように影響を及ぼすのかは、まったく未知ではある。ちなみに、ケータイがPCを超えるっていっても、現状ではそもそもユーザ層やそのデマンドが異なるので、しばらくは分断された状況が続くと思うけどね。

2007年度国内ブロードバンド契約、FTTHが好調で3,033万に

確かに好調なのはいいのだけれど、これだけ多くの数のユーザがFTTHインターネットを「活用」し始めることができなければ、FTTHが好調だ~と喜んでもいられない状況なのよね。もちろん、ユーザのリテラシーによって活用がなされないのは問題ないのだけれど、これがインフラの問題によって活用させることができないというのでは、本末転倒な感もある。

レディオヘッド「値段はあなた次第」販売、日本でも

Radioheadの"In Rainbow"がユーザの任意価格設定でのダウンロード販売を日本においても行うよ、というニュースなのだけれども、よくよく考えれば、インターネットという世界の壁を越えたサービスにおいては、わざわざ日本語版を提供するだけのメリットはどれだけ存在するのかは難しいところかも。また、サービスはiモード端末による「ドコモケータイ払い」を利用し、購入後にPCサイトからダウンロードするのだという。もちろん、これで儲ける気はないのだろうけれど、だからといってこれほどまでに利便性を無視するのもどうかなぁと思うのだけれども。本サイトの手続きすら回避してBitTorrentでダウンロードする人たちが多かったわけだし。もちろん、そのようなユーザはそもそも購入しなかったユーザとして排除できるとも考えられるんだけどね。ただ、この記事の最後にあるNINのTrent Reznorの新作とされているアルバムは、彼がプロデュースしたSaul Williamsのアルバムなので勘違いしないようにね。誰でも無料でダウンロード可、気に入ってSaulをサポートしたい人は5ドルのペイができるという、ある意味では後払い方式を採用している。

動画共有サイトに関する調査-90%以上のユーザがYouTubeを利用
動画共有サイトに関する調査-動画共有サイト、約65%のユーザが利用増と回答
動画共有サイトに関する調査-興味を持った動画の情報、約4割が口頭で友人と共有

次世代DVD規格戦争、年末商戦では価格が焦点

DVD-R vs. DVD+R以上に迷惑なHD DVD vs. Blu-rayの規格争い、先日Wal-MartがHD DVDプレイヤーを99ドルで安売りを始めたことで、再びこの争いが激化する?という記事。規格は違えども機能的にはほぼ同一(少なくともHDコンテンツを見れるという点で)にもかかわらず、コンテンツの提供によって差別化を図ろうとするなどばかげた努力が続いているが、結局、HDTVが完全に普及しきっていない現状では、かんばるだけ無駄なような気もする。結局、需要が高まったときにはハイブリッドプレイヤーが当たり前のように登場しているか、新たな規格が登場するか、なんじゃないのかな。

次世代DVDのカギは「価格とタイトル数」

こちらはAmazonの国内調査。依然次世代DVDを購入していない人たちは、その理由をハード・ソフト価格の高さ、カタログの貧弱さ、ハード・ソフトの価格をあげており、それらが改善されれば購入を検討するとのこと。まぁ、そうだよね。また、Blu-rayとHD DVDのフォーマット戦争の推移を見てからという層もかなり多い。この調査で興味深いもう1つの点は、既にBlu-rayやHD DVDを購入している層の2割がアニメコンテンツ購入者であり、DVDからの買い替え需要が高い、ということ。アニメファンはいいお客さんなんだろうけれど、それでもやっていけないというアニメ産業はどうしたものなんだろう。

北米のHD DVDプレーヤー販売台数、75万台を突破

ホリデーシーズンが再び次世代DVD規格争いを激化させているのね。こうした数字をどんどん発表することで、ユーザをバンドワゴンに乗せようと躍起になっているようにも思える。まぁ、実質ユーザの購買意欲にどの程度影響を及ぼすのか、興味深いところではあるけれどもね。

次世代DVD戦争、欧州ではBlu-rayが圧勝

こちらはソフトの販売本数の比較。欧州におけるBlu-rayソフトの販売本数が100万本を超え、Blu-rayが73%、HD DVDが27%であったという。また米国においても、1~9月の販売本数比でBlu-rayがHD DVDの2倍のセールスであったという。

人材育成の機能不全-遅れている日本

米国調査によると、デジタル広告へのシフトによって最も失うものが多い業界は既存の広告会社であるという結果が得られたのだとか。広告会社が次世代に対応することができず、クリティカルな問題を抱えるのだとすれば、その「人材に頼る構造」にあるのではないかという指摘。次世代に対応しうる個人が存在することは否定しないが、組織としての人材育成力の欠如は、企業として次世代に対応することはできなくなるという。その辺の内情はわからないけれど、個人的には組織としてフロンティアであるインタラクティブな領域に乗り出す、という部分においてはそれほど進んではいないのかなと思う。しばしば、ターゲット広告の可能性は示されるものの、その効果性を疑問視されたり、コントローラビリティの足りないインタラクティブ領域はブランディング広告には向いていないといわれたり、じゃあそこにこそコーディネーターの需要があるのでは?と思えてならないんだけど。

QuebecTorrent Lawsuit: Backboor to Banning All Canadian BitTorrent Site?

現在、オランダからカナダに移転したDemonoidが、カナダでの運営においても音楽産業から法的脅威を受けているように、カナダに数多く存在するBitTorrentの多くが法的脅威に晒されている。Demonoidは言うまでもなく、米国にて訴訟が行われているIsohuntやTorrentBoxなどなど。ここでは、カナダにて運営されている大手プライベートTorrentサイトQuebecTorrentにインタビューを行っている。同サイトは、カナダ音楽産業などライツホルダー31社から訴訟を起こされており、サイトの停止命令、20万ドルの損害賠償を求められている。もちろん、このサイトは中規模なBitTorrentサイトといえるが、この裁判の行方はカナダにおけるBitTorrentサイト全体に影響を及ぼすだろう。オランダのISP LeaseWebが同社顧客のBitTorrentサイトにサービスの停止通知を送付しているのも、Everlasting.nuというTorrentサイトに対する停止命令が下されたからという経緯がある。それがDemonoidをオランダから追い出すことにもつながった。このような判例は、BitTorrentサイトに対する訴訟において有利に働く以上に、ISPに対する圧力においてより効果が現れるようだ。

Open Letter From TorrentFreak To Brein

オランダのアンチパイラシー団体であるBREINがTorrentFreakの記事を無断で利用した著作権侵害に対して、TorrentFreakが抗議のオープンレターを公開したよというお話。TorrentFreakでは、彼らはお金のことを気にかけ、彼らのクライアントがビジネスモデルの変化を受け入れたくないがために海賊行為を批判しているのだと主張する。また、TorrentFreakが"a pirate weblog"と称されたことに対しても、ブログ上でBREINのように著作権侵害をしてはいないですが、と皮肉めいたことも。お互いに毒を食らわば皿まで、といった感じもあるけれどもね。

The Pirate Bay Cancels OiNK Replacement

以前、OiNKが強制捜査の後に閉鎖に追い込まれた際、The Pirate Bayの管理人BrokepはBOiNKというパブリックTorrentサイトを構築し、OiNKユーザを再び結集させようというプロジェクトを公表した。しかし、その後、what.cdやwaffles.fmといった新興音楽TorrentサイトやSTmusic.orgという既存の音楽Torrentサイトに多くのユーザが集ったことから、BOiNKはもはや必要がないと判断したようだ。Brokep曰く「数多くの人たちが現在、新たな音楽トラッカーを立ち上げており、我々がそこに参入する必要も、同じことをする必要もない。」音楽ラバーたちが作り上げているコミュニティにわざわざ干渉する必要はないと判断したのだろう。BitTorrentコミュニティはヒドラであれ、という主張を持つ彼らにしてみれば、これは喜ばしい撤退なのだろう。が、彼らはプライベートトラッカーを支持していないという部分もあり、それはBOiNKプランをご破算にするだけではなく、The Pirate Bay内にこれまでのTorrentサイトにはない新たな音楽ブラウジング機能を実装するとも述べている

EU、ターゲット広告の禁止を検討中

これってどこまで禁止なんだろう。個人的にはターゲット広告は広告主にとって効率がよいだけではなく、その被提示者にとっても非常にメリットのあることだと思うのよね。もちろん、過剰にユーザの情報を収集しかねないという問題をはらんでいる以上、一定の規制が必要なことは事実、きっちりルール決めをしたうえで、提示する側、される側の両者にメリットがもたらされればよいかなぁと。

RIAA hits top US Schools. But not Harvard
Why the RIAA may be afraid of targeting Harvard students

違法ダウンロードしたユーザはアカウント停止-フランスが新制度
フランス-P2Pでダウンロードするユーザをインターネットから締め出す
France To Ban Illigal File-Sharers From the Internet?

うーん、難しいところではあるけれど、これに関してはそれなりに好意的に捉えたいと思う。ユーザと権利者の両方に飴と鞭を与えている、というところだろうか。といっても、海賊行為にかかわっていないユーザにしてみれば、DRMが緩和され、DVDリリースが早められるという恩恵を受けることになる。もちろん、海賊ユーザを社団するための手法に関してはよく精査しなければならないのだけれどもね。権利者の独断によってISPに圧力をかけ、それによってユーザの接続を遮断するということはあってはならないとは思うのだけれども、「電子警告状」を送付する独立機関が「公正」なものであれば、ある程度は許容しうるかなと。ただ、そのためには実際の具体的プロセスをあらかじめ公表する必要があるだろう。その上で議論を進めなければ、成立した時点で明らかにバランスを欠くものであった、なんてことになりかねない。権利者にとっては無益な法的措置を繰り返す負担は激減するだろうし、ユーザにとっては、2ストライクまでは猶予を与えられる。もちろん、2回まではOKなんて甘いものではないのだが、それでもISPから排除されるだけではなく、インターネットから排除されるという危機感くらいは持つだろう。ただ、あらかじめ3ストライクの宣告を受けた人が、どのようにしてインターネットに復帰できるのか、ということを考えておかなければならないかなとは思うけど。

France goes to war against file sharers
Bush-frendly Sarkozy and file sharers

やはりp2pnet.netは猛烈にフランスの違法ファイル共有規制法案に反対の模様。ちょっとこの法案を読んでいないので、記事だけからどのような仕組みなのかを考えるだけなのだけれども、p2pnetによれば、法案を提出したのは、CD/DVD小売チェーンのオーナーであり、彼の利害に沿った法案ではないか、こんな法案ができてもよりセキュアなネットワークが出来上がり、より海賊行為が行われるようになるだろう、3ストライクの判定を受けたユーザはネットに復帰できない、ISPがユーザをモニタリングすることになる、結局は税金による対策になり、人々のお金を使うことになる、とか何とか。最初の批判については、確かに利害関係者ではあるけれども、デジタル配信を封じ込めようとしているわけじゃなし、それほどいきり立つことでもないように思える(もちろん、DVDの早期リリースは我田引水的ではあるが)。

The insanity of France's anti-file-sharing plan: L'Etat, c'est IFPI

Arsもフランスのこの方針には否定的な印象を受ける。一見すると、一般のユーザにとっては不利益はないと思うかもしれないが、これが成立すれば、ISPはトラフィックをモニタリングし、著作物を監視するために、高額なディープパケットインスペクション(DPI)ソフトウェアの導入に、時間とお金(税金)を投入しなければならなくなる、としている。これって、ISPのモニタリングを含んでたの?という印象。もしそうなら、個人的には望ましくないかなぁと思う。いかなる事情であれ、ISPはそこを通過するパケットをモニタリングするということをすべきではないと私は思う。個人的には、権利者が独立機関に申し立てて、それに基づいて独立機関がISPに勧告、ISPがユーザに警告という流れだと思ってたのだけれども、ISPがかなり積極的な役割を果たすのね。Arsによると、この独立機関はユーザのインターネット接続の遮断を行うのだという。ユーザは間接的にではあっても、支払った額(税金や監視による潜在的なプライバシーの危機)に見合った利益を得られているのだろうか、と疑問を呈している。代償として得られるのは、DRMの除去、早期のDVDリリース、である。個人的には、この取り組みによって本当に海賊行為が減少するのであれば、トラフィックの減少によるより快適なインターネット環境、も得られるのかなとは思うけどね。

Movie Director Uses BitTorrent as Laywers Chase Those Downloading His Movie

Kill Billのパロディ「Kill Buljo」のディレクターTommy Wirkolaは、自身がBitTorrentを利用してテレビ番組をダウンロードしていることを認め、自身の作品がダウンロードされることを気にしてはいない、と発言している。彼の言い分はそれらの番組は既に放送されたものであり、またそれは無料でアクセス可能なものであった、米国で放送された後、6,7ヶ月待たされるのは馬鹿馬鹿しいと述べている。もちろん、それは容易に認められるべき主張ではないが、そのデマンドが確実に存在していることは否定し得ない。ただ、彼の主張にかかわらず、彼の映画の配給会社と弁護士Epson Tondelは、彼の映画をダウンロードした14名のBitTorrentユーザに対して、刑事告訴したことを明かしている。

なぜ「ニコ動」は盛り上がり、「Second Life」は過疎化するのか

もともとSecond Lifeがにぎわっていたのかどうかは定かではないが、SLとニコ動との決定的な差異を時間軸という概念で説明している。もちろん、理解できなくもない話なのだけれども、結局、ニコ動とSLの差異、言ってみればネットサービス全体の成功の鍵は、いかにしてここのサービスにおける「制限」をメリットに変えるか、というところなのだろう。個人的に、インターネットにおけるサービスに必要なもっとも根源的なものは、人々の情報への欲求(知識としての情報だけではなく、音楽や映画といったものへの欲求も含めて)とユーザ同士の相互作用という社会的な欲求に応えることだと思っている。いかにして効果的にそれをユーザに届けるか、いかにしてその制限を気づかせないか、さらには面白いものにしていけるのか、というところにあるのだろう。少なくとも、時間軸はその1つの要因に過ぎないんじゃないかなぁと。そもそも、ニコ動とSLとでは、ユーザの動機的な側面がまったく異なるしね、簡単に比較するのもかわいそうな気がしないでもない。

Poor Anti-Pirates: E-mail About Leaked IFPI Email Gets Leaked

先日、悪名高きアンチパイラシー団体IFPIに関連した電子メールがリークされたことが問題になった。現在、IFPIはアンチ「アンチパイラシー」団体に所有されてしまったIFPI.comドメインを利用しないように(つまりxxx@ifpi.comにメールを送らないように(アンチパイラシー団体のIFPIは.orgドメインを利用している))メンバーたちに訴えているのだけれども、そのような注意を喚起するメールすら.comドメインに向けて送信されているとのこと。ほんと、セキュリティ問題が深刻な理由がよくわかった。

Forced Exodus of BitTorrent Sites Is Imminent

BREINによって圧力をかけられているホスティング企業のLeaseWebが、同社がホストしている多数のBitTorrentサイトの管理人に対して、11月末までに出て行くよう求められているとのこと。TorrentFreakでは、少なくともオランダにおいてはTorrentサイトは違法ではないと考えられるのに、そのような要求はいかがなものかと述べられている。また、LeaseWebがBREINに対してSumoTorrent管理人の個人情報を提供したことも、プライバシーの侵害ではないかと批判している。

Marvel and DC Comics Join Forces to Target BitTorrent

MarvelとDC Comicsが共同してコミックを扱うTorrentサイトやUsenetをターゲットにしはじめたというお話。Marvelはオンラインデジタルコミックビジネスに乗り出しており、そうなるとコミックを扱っているTorrentサイトを何とかしなければと考えてしまうのだろう。現在、Z-Cult FMというコミックTorrentトラッカーの管理人がMarvelとDC Comicsからの同サイトの閉鎖を求められているようだ。

The Net: slow-down on the way

The Romantics vs Guiter Hero

Guiter Heroというリズムゲームに楽曲を提供しているThe Romanticsというバンドが、同ゲーム内で利用されているバンドの"What I Like About You"のアレンジがオリジナルのバージョンに酷似し過ぎているとして訴えているのだとか。両者が区別できないことで、ユーザが混乱させてしまうとか何とか主張して、販売停止を求めているようだ。うーん、ホリデーシーズンにこの主張・・・こすい商売のように見えるけどね。

'MPAA, RIAA piracy efforts a joke'

Mark Cubanが、MPAAやRIAAの行っている海賊行為に対する取り組みを馬鹿馬鹿しいとしているよというお話。彼らはお金や政府のリソースを無駄に浪費していると指摘し、もしそれを人々がなぜ映画や音楽を所有する価値に向けられるのかを考えれば、海賊行為によって失われるもの以上に、利益を得られるのにね、と主張している。もちろん、彼はP2Pに好意的というわけではなく、とりわけP2Pコンテンツディストリビューションに対して批判的、それを利用することはユーザが回線をリセールしているのに他ならないとしている。要は商用P2Pサービスのタダ乗りを許すなといったところ。

Hollywood 'legal' copying CRAP

Big Content asks presidental candidates for more restrictive copyright laws

MPAAやRIAAによって構成されるロビー団体Copyright Allianceが、コンテンツ産業1,100万人の従業員を背景に、2008年大統領選挙に向けてロビー活動を行うみたいだよというお話。もちろん、求めていくのは、より強固な著作権法。

UK retailers to record labels: DRM is Killing us

英国の音楽、DVD小売業者の団体Entertainmen Retailers Association(ERA)が、音楽産業に対してDRMを終わらせるよう訴えている。彼らは、デジタルコピーに対する独裁的な保護技術がデジタルミュージックマーケットの成長を鈍化させていると訴えている。

NIN's Trent Reznor and Copyright Fun

Mark Cuban wants ISPs to block P2P traffic

Mark Cubanは、P2Pを利用したコンテンツディストリビューションは所詮タダ乗りなんだから、加入者全体のエクスペリエンスを快適なままにするためにも、ComCastなどISP各社はブロックしたほうがいいと主張している。やはり、P2Pファイル共有ユーザだけをブロックしろといわないあたりが、Mark Cubanらしい。確かに彼のいうように、現状ではHDコンテンツをインターネットを介して万人が視聴できるような状況にはないが、その芽はないわけではない。少なくとも、HDコンテンツの行く末がインターネットになるか、ケーブルになるかは、その両者が提供するサービスのエクスペリエンス次第、相手の悪さを指摘する一方で、自らのよさを活かしていくことも必要かと。

Songs included in Guiter Hero 3 See a dramatic leap in digital sales

Guiter Hero 3というリズムゲームで使われている楽曲のデジタルセールスが発売後に急上昇しているというお話。このような音楽との新しい接点によって、ニューカマーもクラシカルなアーティストも同様に新たなファンに接することができるようになるかもしれない。音楽の利用形態が多種多様になるにつれて、その影響も多種多様になりつつある。そうした波に乗ることも、これからの音楽ビジネスを考えるために必要になることかもしれない。まだまだ未知の領域であるために、積極的に乗り出せずに、直接的な利益をのみを求めてしまうのかもしれないが、それにこだわりすぎては大きな成功は望めないのかもしれないね。

Mediadefender hack costs company 825,000 USD

先日のMediadefenderの電子メールリークによって、同社が負った損失は825,000ドルにも及んだようだ。これはMediaDefenderの親会社であるArtistDirectの第3四半期の利益に匹敵するのだとか。

Trackback

Trackback URL
http://peer2peer.blog79.fc2.com/tb.php/878-95851d07

Comment

Comment Form
公開設定

プロフィール
heatwave Author
:heatwave

RSS Jamendo twitter tumblr Creative Commons Attribution 2.1 Japan
ブログ内検索
記事リスト
最新の記事
全記事一覧
他所で書いてるブログ

P2Pとかその辺のお話@はてな

アーカイブ

カテゴリー
最近のコメント
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。