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Yahoo! China、音楽ファイル検索サービスは著作権侵害と認定される

Yahoo! Chinaにおいて提供されていた音楽検索サービスが中国において、著作権侵害を容易にするとして違法であると判断されたよというお話。 以前には、Baidu.comに対して同様の訴訟を起していたのだけれども、その時点では適用されいなかった新たな著作権法が施行されたことで、Yahoo! Chinaの音楽検索サービスは違法であると判断され、Yahoo! China側の上訴が棄却された(今年4月にYahoo! Chinaは有罪の判決を受けている)。これによって、Baiduが提供しているMP3サーチも続行は難しくなるだろう。

原典:TorrentFreak
原題:Yahoo! Found Guilty of Mass Copyright Infringement
著者:enigmax
日付:December 20, 2007
URL:http://torrentfreak.com/yahoo-found-guilty-of-mass
-copyright-infringement-071220/

IFPIによると、Yahoo Chinaの音楽検索機能が、ユーザに剽窃された音楽へのディープリンクを提供することによって、違法とされたという。北京法廷において、Yahoo Chinaの音楽検索は、新たな著作権法のもと、大規模な著作権侵害を容易にするとして、違法であると確認された。

2006年4月にIFPIによって提訴された後、Yahoo! China(世界でも突出したインターネット企業であるYahoo!によっても一部所有される)は本日の北京法廷において、同社の音楽検索機能(ディープリンク経由での)は違法であるとみなされた。裁判官は、同社のサービスは大規模な著作権侵害を容易にすることで、中国の法律を犯すと述べている。

Yahoo! Chinaは今年4月に下された有罪の評決を不服として上訴していた。しかし、これは本日の法廷によって退けられることとなった。

以前のケースでは、BaiduがYahoo!に類似した手法(音楽検索機能)を使用した際、著作権侵害を容易にすると判断されたが、その時点での中国の法律では、彼らを罪に問うことはできなかった。しかし、新たな著作権法が2006年に施行され、この法律下ではYahoo! Chinaは有罪であるとされた。IFPI会長兼CEOのJohn Kennedyは以下のように説明している。

「以前、裁判官がBaiduに責任があるとしなかったことに我々は失望しました。しかし、その判決は、もはや存在しない古い法律に基づいた、過去のBaiduのアクションに対するものなのです。」

IFPIは、Yahoo!やBaidu-更にはGoogleであっても-のようなサイトが「膨大な数の著作権侵害された楽曲への」ディープリンクを提供すれば、彼らは「中国の合法的な音楽市場発展の努力をひどく害する」ことになるという。

IFPIの統計によると、中国における音楽セールスはほんの7600万ドル(訳注:世界全体の1%に満たない)、一方でダウンロードされる楽曲の99%が著作権を侵害されたものであるという。

彼らはまた、Yahoo! ChinaとBaiduが「問題の大半を占める」と主張しており、近いうちにこの2つのサイトの音楽検索機能がなくなりそうなことを考えると、中国のインターネット海賊行為は短期間で実質的に終焉を迎えることになるだろう(訳注:皮肉かと)。中国が終わったら?次はロシア。

John Kennedyは以下のように語っている。「Yahoo! Chinaに対する判決は、中国におけるインターネット音楽サービスに対する著作権ルールを明確にする点において、非常に重要です。Yahoo! Chinaのサービスが新たな中国の法律において著作権を侵害すると確認することで、北京法廷は国内のスタンダードをインターネット企業に効果的に定めたといえます。」

「私たちのメンバー企業は、中国のインターネット企業との対立ではなく、提携を求めています。」と彼は言う。おそらく、彼は次に誰を相手取って訴訟を起こすべきかについて決断しているようだ。

まぁ、確かに言わんとするところはわかるよね。たとえ正規の音楽配信ルートがあっても、同様の品質のコンテンツが大手検索サイトのWeb検索によってダウンロード可能というのであれば、購入前にまず検索してみて、あればそちらをダウンロードしちゃうって人が出てくるのは、疑いようも無い。

なので、それをなんとか塞ごうというのも理解できるし、実際に主張が認められたのもまぁ妥当かなと思う。ただ、問題になるのは、何に対して責任があるのか、ということ。結果的に著作権侵害を容易にしたといっても、リンクを貼ること自体がNGなのか、それとも著作権侵害を容易にすることを認識していながらこのようなサービスを提供していたことなのか、それとも音楽検索サービスにおいて著作権侵害を予防するための手段が講じられていなかったことが問題なのか、ちょっとぴんと来ないなぁ。

今後、プロ、アマチュアに限らず、オープンにコンテンツを提供したい、という人がもっと現れてきたときには、こうした検索サービスは非常に有効なものとなる。となると、どのようにして音楽検索サービスを提供することができるのか、どのようにして違法アップロードされたコンテンツをサービスから除外していくのか、という課題を克服しなければならないだろう。

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