2007.12.24 Mon
日本で最も人気のP2Pファイル共有ネットワークはWinnyじゃない
まぁ、答えから言うとGnutellaなのよね。これまでの調査でも気になっていたんだけど、何故かACCS/RIAJ/JIMCAの調査結果では、BitTorrentはプロトコルで纏めているのに、Gnutellaに関してはLimeWireとCabosというようにクライアントで分けている。LimeWireもCabosもどちらもGnutellaサーバントなわけで(確かにLimeWireがBitTorrentに対応してはいるけれど、実際に利用している人はほとんどいないわけで)、分ける必要があるのかと思ったりもするけど。
原典:ACCS ニュースリリース
原題:ファイル交換ソフトの利用に関する調査
著者:社団法人 コンピュータソフトウェア著作権協会/
社団法人 日本レコード協会 /
日本国際映画著作権協会
日付:2007/12/21
URL:http://www2.accsjp.or.jp/news/pdf/p2psurvey2007a.pdf
ということで、本年度調査6ページ。『主に利用しているファイル交換ソフト』の図を元にグラフを作ってみた。
とプレスリリースではこんな感じなのだけれども(Freenet以下はその他に纏めた)、LimeWireとCabosは同じGnutellaネットワークとして考えるべきだよね。ということで、作り直すとこのような感じに。
ということで、Gnutellaが首位に躍り出るわけ。人気の理由は特に思いつかないのだけれども、消去法でいくと、Winnyはウィルス騒ぎがあったし、WinMXは過去のもので繋ぐのが面倒だし、ShareはWinny同様にウィルスがある。BitTorrentは日本語のコンテンツが少ないし(というより.torrentを見つけられない)・・・。ということで、LimeWireやCabosに行き着くのかなと。
なんでまた、LimeWireとCabosを別にするのかしらね(昨年まではLimeWire、CabosのほかにGnutellaという項目があったりもしたし)。
他にこのページで気になるところとしては、Freenetの利用率かしら。全体では2.8%と低いほうなんだけど、それでもほぼファイル共有の用途ではないわけで。さらにそのFreenetの利用率、女性10代に至っては11%だったりして、どっかで流行っているのかなと思わせる。それとも単に自分の使っているソフトウェアの名前を知らないだけ、なのかな?
あと気になるところは、女性のLimeWire利用率が高いなぁということ。以前、海外の統計でもLimeWireは女性が多めということを示唆している(検索ワードでの統計)のもあったんだけど、どうしてなんだろね。全体としての傾向は、Gnutellaが最も利用されているのに続いて、Winny、WinMX、Share、BitTorrentとなんとなく納得できる感じ。
ダウンロード数ごとに見たときには、ダウンロード数が増えるに従ってWinnyユーザは減少しており、比較的ライトな利用者が多いのに対して、WinMXはダウンロード数の増加と共にユーザも増加している。より多くのファイルをダウンロードすることがより多くのファイルを共有することにも繋がって、そのことがダウンロード可能性を高めるってことかしらね。同様の特性を持つGnutellaもWinMXほどではないにしても、ダウンロード数が増加するとその利用率も増加していくようだ。
おそらくは『共有』の強いネットワークでは、参加者は「目当てのダウンロードする」というファイル目的的なのに対して、『交換』傾向の強いネットワークでは、目当てのファイルをダウンロードする、というだけではなくよりソーシャルな面も含まれるのではないかなと(たとえば、より多く共有することが自尊心を高めたり、コミュニティに参加するという感覚が強まったり、ソーシャルなインタラクティブの手段としてのファイル交換、とかね)。
| 調査/統計 ファイル共有
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Re: 日本で最も人気のP2Pファイル共有ネットワークはWinnyじゃない
mxがこんなにまだいることに驚愕
| | 2007/12/25 00:41 | URL |