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Demonoidは復活するか?

Demonoid かつては世界最大のプライベートBitTorrentトラッカーであったDemonoidであるが、11月9日に停止して以降、復旧のめどは立っていない。事の始まりは、今年の6月、当時サイト/トラッカーがホストされていたISPに対するアンチパイラシー団体からの圧力に端を発する。そのトラブルを回避するためにカナダにサイト/トラッカーを移転するも、今度はカナダのアンチパイラシー団体からの圧力により、停止を余儀なくされた。一度は、カナダ国内のトラフィックを遮断することで問題を解決したようにも思われたが、圧力は止むことなく11月に停止して以降、以前復旧の見通しは不明なままだ。それでもDemonoidは復旧しえるのか、そんなお話。12月中旬の記事です。

原典:TorrentFreak
原題:http://torrentfreak.com/what-happened-to-demonoid-071210/
著者:Ernesto
日付:December 13, 2007
URL:http://torrentfreak.com/what-happened-to-demonoid-071210/

DemonidがCRIAのプレッシャーに耐えかねて停止を決断して以来、数千人ものメンバー達が、一体何が起こっているのか疑問に思っている。 しかし、彼らはもっと重要なことを知りたがっている。Demonoidは戻ってくるのだろうか?と。

Demonoidが今後どうなるのか、それは誰にもわからない。しかし、かつて最も人気のあった(セミ)プライベートトラッカーの創設者でありメイン管理人のDeimosは、それにちょっとした希望を与えている。

彼はこう記している。「お金の問題もありますが、現時点での本当の問題は、Webサイトのホストをしてくれる適切な場所を探すことです。また、運も味方してくれないようです。私は現在、時間の大半を費やして注意する必要のある、そして助けの得られないパーソナルな問題を抱えています。」

確かにDeimosは正しい。適切なホストを見つけることは以前より難しくなっている。しかし、オランダのISP LeaseWebから追い出された全てのBitTorrentサイトが、1週間以内に新しいホスト先を見つけることができたことを考えると、それは決して不可能ではない。

では、これらの一連の出来事はどこから始まったのだろうか?Demonoidのトラブルは6月に遡る。オランダの海賊行為団体BREINは、Demonoidと当時の彼らのISP Leasewebに圧力をかけ始めた。Deimosは、もはやオランダはかつての安全な避難所ではなくなったと判断し、数日の停止期間を経て、カナダにサイトを移転した。

Deimosは、必ずしも本当に怒っていることの全てを、サイトの他の管理人やメンバー達に話してはいなかった。まず最初に、ほとんどのメンバーはカナダへの移転の際、それがハードウェアトラブルによるものだと推測した。しかし、その2.3日後になって、Demonoidが多かれ少なかれ、強制された移転を強いられていたことが明らかとなった。確かに、ハードウェアのトラブルも起こっていたのかもしれない。しかし、カナダへの移転という結果は変わらない。

当初、サーバをカナダへ移転することで問題が解決されたと思われたが、9月、Deimosは再びDemonoidを停止させた。我々がその停止の背後にCRIAが絡んでいるということを報じ、Demoisがそれを認めるまで、誰も何が起こっていたのかはわからなかった。結局、カナダは最終的な選択肢ではないということがわかったのだ。

5日間の停止の後、サイトは復旧した。その際、CRIAをなだめるために、カナダのユーザからの全てのトラフィックを遮断した。当初は、これで嵐がようやく静まると思われていたが、11月9日、Demonoidユーザはトップページ上の失望のメッセージを目にすることになる。

「CRIAは我々にサーバをレンタルしている企業を脅しました。そのため、サイトを続けることが困難になりました。ご不便をおかけして申し訳ありません。ご理解を感謝いたします。」

それでも2,3日の間はトラッカーは生きていた。しかし、しばらくしてそれはサイトと同じ運命を辿ることとなった。Demonoid.comが臨時のフォーラムにリダイレクトしたとき、非常に活発なコミュニティを形成していた。しかし、そこではいかなるファイル共有も禁じられている。

では、Demonoidは戻ってくるのだろうか?Deimosからのメッセージは別としても、それほど多くのことは語られていない。しかし、このような状況を「終わった」と評するのであれば、それは恥ずかしいことだろう。Demonoidは最も広範に利用されたトラッカーの1つであった。そしてDeimosはBitTorrentコミュニティのために多大な貢献をした。

BitTorrent管理人であるということは、時間の浪費であることは言うまでもなく、非常にストレスフルなものである。もし、Deimosのような人々から圧力が取り払われたとしたら、彼らを連れ戻してくれるのは、BitTorrentの中毒的特性が必要だろう。そうなることを祈ろうじゃないか。

全ては時が解決してくれるのだと思うよ。

確かに、何事も時が経てば解決する(よくなるか、悪くなるかは別としても)。ただこれに関しては、現在は本当に誰もわからない状況なのだろう。Demonoidの元管理人達も、そのメンバー達も、TorrentFreakも、そして当のDeimosですらわかってはないのだろう。彼らによって安全といえる場所は、少なくとも他のトラッカーなどを見る限りでは存在している。少なくとも、移転しようと思えばそうできるのだろう。しかし、彼のいうパーソナルな問題(おそらくは訴訟がらみのことだと思うのだけれど)がある以上、容易に動きようもないし、またそのための時間も存在していないのかもしれない。

とりあえず、現状ではわかりえないのでまた新たな情報を見つけ次第報告したいと思う。

ところで、Demonoidが復活できたとして、かつてのユーザ達は帰ってくるのだろうかという疑問もある。BitTorrentコミュニティと言う言葉が示すとおり、BitTorrentを取り巻く環境の中には、直接にファイルのやり取りをするだけではなく、BitTorrentを使っている、もしくは同じBitTorrentサイトを利用していることによる、一種の連帯感が生み出されている。それがDemonoidをはじめとするBitTorrentコミュニティを支えてきたところもあるだろう。

Demonoidが停止して以来、元Demonoidユーザはその代わりとなるサイトに移住し、活動を続けているだろう。このような状況が長引けば長引くほど、そのコミュニティへの帰属意識が高まり、Demonoid復活に対しての期待は減衰していくのではないかなと思ったりもする。

Demonoidが停止したことで、そのユーザ達は世界中にチリジリになったことだろう。それを世界規模でのパイラシーコミュニティの分散ととるか、大規模パイラシーコミュニティの解体ととるべきか、なかなか評価の難しいところである。

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