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Demonoid、トラッカーのみ復旧:サイトの復帰はもうじき?

Demonoid昨年、オランダを追い出されるようにカナダに移転し、さらにその移転したカナダでもトラブルによって停止状態に追い込まれている、世界最大手のプライベートBitTorrentトラッカーのDemonoid、その彼らがついにトラッカーを復活させたよというお話。以前、Demonoid管理人のDeimosが語っていたところでは、Demonoidのサイト、トラッカーをホストするための適切な場所が見つからないということだったものの、現在復旧したトラッカーはマレーシアにてホストされている模様。マレーシアが適切な場所、と判断したのかしら?

原典:TorrentFreak
原題:Demonoid Tracker Is Back, Will the Site be Next?
著者:Ernesto
日付:February 19, 2008

人気の(セミ)プライベートBitTorrentトラッカーDemonoidがオフラインになってから、3ヶ月が経つ。Demonoidがオフラインになってからというもの、今後どうなっていくかという数多くのうわさが流れ、多くの人々がサイトはもはや帰ってこないのではないかと心配した。しかし現在、唐突にトラッカーは再び応答を始めた。

Demonoidのフロントエンドは、依然として米国で運営されている。また、Subdemon Forumもそこでホストされている。興味深いことに、ここ数ヶ月間、オフラインであったトラッカーが、現在マレーシアでホストされており、再び応答を返し始めたのだ。およそ30時間前のことだ。

当然のことながら、これがいったい何を意味しているのかは明らかではない。Demonoidチームからの公式アナウンスはなく、憶測が広がり始めている。サイトは新たなホストを見つけ、復活の準備に取り掛かっているに違いない?かつてのDemonoidメンバーたちは、それが実際のものとなることをひそかに望んでいることだろう。

昨年12月、この最大手のBitTorrentサイトの創設者でありメインアドミンのDeimosは、復活の可能性について、Subdemonフォーラムにこのようなメッセージを掲示している。そこにはこう書かれていた。「お金の問題もありますが、現時点での本当の問題は、Webサイトのホストをしてくれる適切な場所を探すことです。また、運も味方してくれないようです。私は現在、時間の大半を費やして注意する必要のある、そして助けの得られないパーソナルな問題を抱えています。」

これまでのことをすっかり忘れてしまった人のために、ここにこれまでの経緯を記そう。Demonoidのトラブルは昨年の6月にさかのぼる。オランダのアンチパイラシー団体 BREINが、DemonoidとそのISPであったLeasewebに圧力をかけ始めたころである。Deimosは、もはや以前のようにオランダは安全な隠れ家ではないと判断し、2,3日の停止期間をはさんでカナダへとサイトを移転した。

Deimosは、実際に何が起こっているのかについて、サイトの管理人たちやメンバーに必ずしも話してきたわけではない。当初、大半のメンバーは何かしらのハードウェアトラブルであると考えたものの、2,3日後に、Demonoidが移転を余儀なくされていたことが明らかにされた。もちろん、ハードウェアトラブルがあったのことは知られていたことでもあったが、それでも結果としては、カナダへと移転することになった。

当初はサーバをカナダへ再配置することで問題を解決したかに見えたDemonoidであるが、9月末に再びDeimosはDemonoidをオフラインにした。このときも、CRIAがこのDemonoidの停止の背後にいたことが明らかになるまで、誰も何がどうなっているのかは知らないままだった。後にCRIAの影響によるものであることは、Deimosによって確認されている。結局、カナダは最良の選択肢ではなかったということがわかった。

停止から5日後、サイトは復旧した。しかし、その際、CRIAに配慮してか、全カナダユーザからのトラフィックを遮断した。はじめのうちは嵐は過ぎ去ったものかと思われていたが、11月9日、Demonoidユーザはそのトップページ掲げられた残念なメッセージに迎えられることとなった。CRIAによってサイトは停止を余儀なくされているというものであった。

ではDemonoidは復活するのだろうか?少なくとも、トラッカーがオンラインで復帰したという事実は、別の場所で何かが起こっていることを示唆しているものであろう。

Ernestoが(セミ)プライベートBitTorrentトラッカーといっているように、Demonoidは通常のプライベートBitTorrentトラッカーと異なる部分がある。それはレジストしたユーザでなくても、.torrentファイルさえあれば、 レジストユーザ同様にトラッキングしてくれるというところ。 なので、Demonoidが利用できなくなったことは、単にDemonoidに登録していたユーザだけではなく、パブリックBitTorrentサイトを利用するユーザであっても、Demonoidのトラッカーを利用しているTorrentでダウンロードするときには、その影響を受ける。そういった意味で、Demonoidの停止状態はかなり多くのBitTorrentユーザに影響を及ぼしていたと考えられる。

そうした事情もあって、Demonoidトラッカーが復旧したということは、Demonoidのサイトが復旧した以上にニュースだったりもする。ただ、Demonoidの勢いを支えていたのはDemonoidコミュニティだったというところもあり、Demonoid自身が完全に復活することがBitTorrentコミュニティが望んでいることなのかなと思ったりする。もちろん、ダウンロード、アップロードできればいいやという人であればそれほど気になる話ではないのかもしれないけれどね。

セミプライベートトラッカーといわれようとも、Demonoid自体はプライベートトラッカーサイトとしてのコミュニティを形成しており、その辺は昨年閉鎖したOiNK同様にユーザ同士の活発な、そして密な相互作用によって、かなりの勢いを持ってきたというところもある。パブリックトラッカーでは見られないような、厳格なアップロードルールやダウンロードルールなどがあり、それによって規範が形成され、ユーザはそのコミュニティによって育てられた。また、こういった厳格なルールやユーザ、管理人によるコントローラビリティの高さが、MediaSentryやMediaDefenderといったアンチパイラシー企業による干渉を防いできたとも言われている(たとえ内部に侵入され、フェイクtorrentがアップロードされようとも、ユーザがそれを察知し、利用させないようコメントを残したり、管理人に通告するといった行動をとっていたのだろう。)

というとなんだか素敵な話のようにも聞こえるが、そこでの活動の大半は違法なアップロードといったコンテンツ産業としては看過し得ないものでもあり、そういったところから、プライベートBitTorrentサイトといえどもターゲットになったのだろう。

それはともかくとして、Demonoidがアジアを選択したというのは、やはり著作権関係で未だ焦点が当てられていない地域を探していたというところもあるのだろうか。確かに北米や欧州は既に著作権ロビーの影響により、規制の緩いBitTorrentトラッカーを継続することは難しい。中国、ロシアは欧米から目をつけられているし・・・というところなのかな?今後は東南アジア、南米、中東、アフリカといった強力な著作権ロビー後からが働きにくい地域にコピーライトヘイブンを求めていくことになるのだろうか。

といっても、以前シンガポールではOdexという企業が、BitTorrentユーザに対し損害賠償請求を行ったりと、完全にフリーダムというわけでもなく、今後は著作権に絡んだ紛争がますます世界規模のものになるのかなと思わずにはいられない。

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Comment

| | 2008.02.20 15:42
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6iron | URL | 2008.03.02 00:17
Demnoid、復帰してくれ!
大好きです!
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