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LimeWire、ミュージックストアのベータ版をローンチ

昨年夏ごろ、Lime Wire LLCよりアナウンスされたLimeWire Music Storeのベータバージョンがついにローンチされたよというお話。Lime WireといえばGnutellaプロトコルを利用したP2Pファイル共有クライアントLimeWireを開発していることで有名ではあるが、今回はそれとは別にWebベースの音楽ストアを開始したという感じ。音楽ストアとしては、0.99ドルでのアラカルト方式での販売と、サブスクリプション(プリペイド)方式でのダウンロードクレジット(最も高額な19.99ドルのプランでは75曲分のクレジット、1曲あたり0.27ドル)販売での楽曲提供がなされる。今のところは、P2PクライアントとしてのLimeWireとは別のプロジェクトではあるが、将来的にはこのサービスを統合する予定であるようだ。

原典:TorrentFreak
原題:LimeWire Store Opens for Business
著者:enigmax
日付:March 17, 2008

LimeWireは現在、LimeWireオンラインストアのベータバージョンをローンチした。このサービスの利用のための追加ソフトウェアは必要なく、DRMフリーのMP3を1曲0.27ドルにて提供している。

LimeWire Storeトップページにはこのようなメッセージが掲載されている。「Welcome to the LimeWire Store: We’re so new, we’re beta!」

少し遅れた感もあるが、サービスは本日開始され、LimeWire Store BetaはWebブラウザベースのインターフェースで音楽ダウンロードを提供している。LimeWire P2Pクライアントと同じ人たちが運営しているのだけれども、このシステムは中央サーバからの配信であり、同社はMP3を同社サーバにホストすることとなる。

ストアを利用するためにサブスクリプションは必須ではなく、個々の楽曲をアラカルト方式にて0.99ドルで購入することができる。ただ、サブスクリプションのプリペイドプランを利用することで、大幅なディスカウントがなされる。「プラチナ」プランにてベストプライスになり、このプランでは月額19.99ドルで75曲の「ダウンロードクレジット」が与えられる。1曲に換算すると0.27ドルとなる。「ダウンロードクレジット」は、Visa、Master Card、American Express、Discover等のクレジットカードで購入することができる。

現在、ストアはInternet Explorer6/7、Firefox、Safari、Operaなどのブラウザを利用するユーザ全てにブラウザベースでのサービス提供を行っているが、将来的にはこのストアはLimeWireクライアントにも統合されることになる。昨年、Slyckとのインタビュー翻訳記事)において、LimeWireはこの統合について述べている。

LimeWire Storeにおける私たちのプランは、LimeWireエクスペリエンスに付加するというものです。つまり、これまでのLimeWireから何も排除するつもりはないということです。購入リンクはGnutellaの検索結果と一緒に表示されることになるのでしょうが、それでもGoogleと同様に、スポンサードリンクと別々にしておく方法は必要になるでしょう。私たちは、そのようなプレゼンテーションが便利かつ控えめであるならば、多くのユーザがコンテンツを購入するほうを選ぶのではないかと思っています。価格は適正であり、製品はDRMによる妨害を受けないのです。

その言葉通り彼らは全てのトラックをDRMフリーの256kbps VBR(可変ビットレート)のMP3にて提供している。しかし、「ライセンス問題」を懸念してか、LimeWire Storeは現在、米国ユーザのみが利用可能となっている。

via P2P Blog

ついにベータ版としてローンチすることになったLimeWire Store。ただ、サービス内容を見ていると、現状のままだとeMusicと競合することになるのかなと思える。ただ、eMusicのほうがカタログ等のアドバンテージがあるため、LimeWire Storeがそのままで競争相手となるとは思いがたい。もし、LimeWire Storeにおいて一定の成果を挙げるのだとすれば、それはP2PクライアントとしてのLimeWireとの統合がなされたときであろう。

ただ、P2PクライアントとしてのLimeWireとの統合がなされたとしても、それを利用しているユーザの大半が海賊ユーザであることを考えると、即座に利益に繋がるとも思いがたい。どちらかといえば、LimeWireクライアント上に広告を掲載するためのプロセスという感じもしないでもない。

昨年、LimeWire CEOはP2P Advertising Upfront LAカンファレンスにて、LimeWireでの検索結果に、検索クエリに応じたコンテクスト広告を掲載するプランを公表しており、LimeWire Storeへの販売リンクの掲載というより、サードパーティ広告の掲載にウェイトが置かれているのかなと思えるところもある。また、LimeWireはLimeSpotというSNSサービスのプロジェクトも立ち上げており、こうした動きも広告による利益を上げるためのものとも考えられる。

うーん、おそらくは広告から収益を上げていくモデルを模索しているのだろうけれども、それもあくまでも推測に過ぎなくて、LimeWireが本当にどこを目指しているのかは、未だよくわからないところもある(現在は、LimeWire Pro版から得られる利益によって成り立っているという)。LimeWireクライアントに対しては、既存のLimeWireエクスペリエンスを壊すことなく、収益モデルを構築していく、という方向性だけはわかっているのだが・・・。

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