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ポルノスターRon Jeremy、YouPorn/PornTubeなどアダルトビデオ共有サイトを批判

1,000を超えるポルノ映画に出演し、ギネスブックにも載ったポルノ男優、Ron JeremyがYouPorn、PornTubeなどアダルト向けのビデオストリーミングサイトに対して怒りをぶちまけているよというお話。彼の発言も至極ごもっともなところがあって、いかにポルノ映画といえども、ハリウッド映画と同様にリスペクトされるべきだ、ポルノだからといって著作権侵害して逃げられるなどと思わせていてはいけない、と主張している。

原典:TorrentFreak
原題:Ron Jeremy Takes on Porn Pirates
著者:Ernesto
日付:March 18, 2008

ポルノ界の伝説、Ron Jeremyは、YouPornやPornTubeといった彼の出演した作品の海賊版をホストするビデオストリーミングサイトにはうんざりしているようだ。Jeremyは、アダルトコンテンツはハリウッドのメジャー作品と同様のリスペクトに値するものだと述べ、Vivid Entertainmentがこれらのサイトを追求しているのを快く思っているようだ。

市民は海賊行為がアダルト産業を殺しつつあると認識する必要がある、とJeremyは言う。「インターネットは、それが役立つという以前に産業を害している。確かに全ての企業が自身のWebサイトを所有している。しかしその一方で、Vividの作品の全編を見れるYouPornやPornTubeのようなサイトも存在する。それがアリなわきゃない。」

Jeremyにとって喜ばしいことに、世界最大のアダルトコンテンツ企業Vivid Entertainment Groupも、これらのサイトにうんざりしているようだ。昨年12月、同社はPornTube.comに対して、その後類似したビデオストリーミングサービスに対して、法的措置をとることをアナウンスした。

「現在、Vividは奴らを告訴している。」とJeremyは言う。そして彼は、ハリウッドの仲間たちと同様の扱いを受けることを要求している。「YouTube上で、スティーブンスピルバーグの映画を全編視聴することはできないだろう。しかし、奴らはそれがポルノだという理由で、逃げおおせると思ってやがるんだ。だから今、Vividは反撃している。たとえ作品がPGであろうとRであろうとXであろうと(参考:映画のレイティングシステム-Wikipedia)、海賊行為は海賊行為だ。我々は同様のリスペクトに値するんだ。」

Jeremyはインターネット上に広まるアダルトコンテンツの海賊クリップに憤慨する唯一の人物ではない。昨年9月、我々はが報じたように、複数の主要アダルトWebマスターたちが、これまで対処し得なかったBitTorrentサイトに対する対抗手段について議論している。

アダルトビデオが、インターネット上で、特にBitTorrentを介して広く共有されていることは疑いない。パブリックBitTorrentトラッカーで共有されている全てのファイルの5%が、アダルトコンテンツであり、その大部分が著作権で保護されている。それに加えて、Empornium, PureTnA, Cheggitといったサイトは、ポルノの共有に特化しており、インターネット上で最も人気のプライベートBitTorrentトラッカーとして存在している。

なかなか理解されない部分もあろうが、私個人としては映画『ブギーナイツ』が好きだったり、性表現の歴史や背景に興味を持っているために、ポルノにもリスペクトを、という主張は納得できる部分がある。

もちろん、ポルノとはインモラルなものという規範的側面を否定するつもりもないし、そのような規範がなくなることを望んでいるわけでもない。ただ、社会がポルノをインモラルとするのであれば、ポルノは必要悪として生き続けることになる。もちろん、必要悪といえどもそれには一定の制限は必要であり、そうした部分をゾーニングによって担保することで、その存在が許可されるのだろう。

余談ではあるが、私はポルノがゾーニングによって、特に未成年者の目に入らないようにする必要があると考えている。ただ、その目的としては過度に接触させることを避けるため、であり、何が何でも接触させないというのは対して意味のないことだと思っている。子供といえども青年期に入れば、成人と同様に性欲を持つし、それを解消する行動をとることは自然なことである。それをポルノによって解消しようというのも自然なことだ。そこでポルノに対するモラルを青年期の子供たちに教えるために、制限が必要なのだと考えている。

閑話休題。ポルノが必要悪とされる以上、インモラルなものとしてネガティブな視線にさらされたりするのだろうが、かといって必要以上にそれを差別すべきでもない。ポルノが必要悪としてでも社会に存在することを認める以上、社会に存在するものとしての最低限度の扱いがなされなければならない。もちろん、ハリウッド並みのリスペクト、というのは各人によって異なる考えを持つ部分ではあろうが。

ただ、ポルノ産業が著作権に関して差別的に扱われているか、というと必ずしもそうではない。現状はアダルトコンテンツだからといって著作権侵害が行われていてもかまわないという風潮があって作られているのではないんじゃないかと思う。1つにはYouTube等ビデオ共有サイトに比べて、ポルノビデオ共有サイトは後発であったこと、ポルノ産業に比べ、音楽、一般映画産業はパイラシー対策にそれなりの努力を費やしてきたこと、それが反映されているのだと思う。少なくとも、YouTubeは自発的にパイラシー対策を行っているわけではなく、権利者による削除通知や著作権侵害を未然に防ぐシステム整備の要請などによって、現状の状況を作り出してきたというところもある。

YouTubeがいい子ちゃんでPornTube/YouPornが悪い子ではなく、どちらもそれぞれの思惑を持ったずるい存在だろう。それは映画/音楽産業もポルノ産業も同じことで、それぞれがずるいなりにも一定のルールでやっていきましょうという合意が必要な時期なのかもしれない。

ただ、1つ問題になるのは、米国ポルノ産業の構図はわからないのだけれども、少なくとも日本にといては、映画/音楽産業と比べると、ポルノ作業は圧力を強めたり、訴訟をごり押しできるほどの力を持ったところはあまりないのではないかなと思える。そういった点では、Ron Jeremyの言わんとしていることは、理解できたりするんだよね。Vividの起こした訴訟がどのような結末を迎えるのかについても注目したいところ。

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