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(元)世界最大のBitTorrentサイトTorrentSpy、サイトの閉鎖を決断

かつては世界で最も高い人気を誇っていたBitTorrentサイトのTorrentSpyが閉鎖することを決断し、2008年3月24日を持って、同サイトを永久に閉鎖することにしたよ、というお話。これまでTorrentSpyはMPAAから著作権侵害を助長するものだとして訴えられており、裁判所からはユーザログを保存するよう命じられていた。これを不服として控訴していたものの、その訴えは棄却され、TorrentSpyはユーザのプライバシー保護を優先するとして米国からのアクセスを遮断、米国内のユーザの活動を保存することはできないと主張した。それに対し裁判所は、TorrentSpyの行為は証拠の隠滅に値する行為であると判断、審理の続行は不可能であるとし、TorrentSpyに不利な判決を下している

原典:TorrentSpy.com
原題:GoodbyeTorrentSpy
著者:The TorrentSpy Team
TorrentSpyの友人たちへ

我々は、いかなる法廷からの命令や合意によらず、我々の意思を持ってTorrentspy.com検索エンジンを停止することを決断した。したがって、2008年3月24日をもってTorrentSpyを永久に閉鎖する。

米国における著作権、検索リクエストにおけるプライバシー、検索結果におけるtorrentファイルへのリンクに関する法的状況は、あまりに敵対的過ぎるといえる。我々はユーザたち、そして我々自身の権利を守るため、この2年の歳月と数十万ドルを費やしてきた。

最終的に、法廷は、我々のプライバシーポリシー、伝統的な判例、世界的な法律と矛盾しているといえる行動を我々に要求してきた。したがって、我々のユーザのプライバシーを守るための最終的な手段に打って出なければならないと感じている。つまり、永久に閉鎖する。

本当に過酷な旅であった。

TorrentSpy Team

『より強力な政府であれ、より強力な民間セクターであれ、独裁者はできうる限り、全てのことを記録するだろう。なぜならば、独裁者にとって、国家の安全、法と秩序 [・・・]、その他の前には、プライバシーなど取るに足りぬのだから。- 連邦最高裁判事 William O.Douglas』
Goodbye TorrentSpy

2004年からMPAAとの壮絶な争いを続けてきたTorrentSpyが、こうしてBitTorrentサイト群からリタイアするというのは、何とも感慨深いものだ。かつてはMPAAから裁判を起こされていながらも、世界最大のBitTorrentサイトとして人気を集めていたものの、ユーザログの保存命令に対抗する形での米国ユーザの遮断、その後の敗北に至って、TorrentSpyを利用するユーザはますます減少するばかりであった。

裁判にも負け、ユーザを失いつつある現状を考えれば、TorrentSpyの決断も理解できないものではない。TorrentSpyのオーナーJustin Bunnellは、Slyckに対して、決して法的な影響によるものではなく、ユーザのプライバシー保護を優先したための決断だとしているが、実際のところは、法的な敗北によって立ち行かなくなっているという現実も大きく影響していることだろう。

これまでTorrentSpyは、同サイト内での映画、ミュージックストアを提案したり、.torrent削除ツールを提供したり、フィルタリングを行ったりと、さまざまな提案を繰り返してきたものの、何一つ彼らの状況を好転させることなく閉鎖に至ったというのは、何かLimeWireを髣髴とさせるものがある。彼らはTorrentSpyと同じ道を歩むのだろうか。

BitTorrent界隈では、このニュースはおそらくは大事として捉えられるかもしれない。ただ、大半のユーザにとって既にTorrentSpyはオールドフレンドになってしまっているようにも思える。

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