2007年08月02日
違法ファイル共有ネットワーク上で人気の楽曲というのは、既にヒットしているものもあれば、そうでないものもある。その時点ではヒットしていなくても、その可能性のある楽曲がより多く共有されると考えることはそれほど間違ったことではないだろう。そのような考えに基づき、米国のとあるLAベースのラジオ局が、ファイル共有ネットワーク上で違法にやり取りされる楽曲のデータを収集し、それを元にラジオ局が選曲に利用するためのデータベースとして提供を始めているよ、というお話。これまでもリスナーのリクエストに応じて選曲を行ってきたものの、その多くは既に人気のある楽曲であることが多い。一方で、リクエストは少ないが、ダウンロードの人気は高いという曲を選曲することで、受動的なリスナーに対してアピールすることができるとも考えられる。
原典:The Wall Street Journal
原題:Pirated Music Helps Radio Develop Playlists
著者:SARAH MCBRIDE
日付:July 12, 2007
URL:http://online.wsj.com/article/SB118420443945664247.html
?mod=hpp_us_editors_picks


かつては違法ファイル共有と同義に扱われるという誤解にあっていたP2Pではあるけれども、最近では、P2Pを利用した数多くのサービスが展開されている。そして、それは毎週の話題に事欠かないくらいに活発。多くの企業が新たなP2Pを利用したサービス提供を開始したり、JoostやVuzeといった企業が新たなコンテンツ提携についての発表を行ったりと、非常にホットである。そのメリットとしては、やはりコスト削減や、従来ではデメリットであったアクセスの集中が逆に安定・高速化に繋がることなどがあるだろう。しかし、話題に上る大企業向けのサービスの一方で、そのメリットは小規模な、インディペンデントクリエーターにも同様に与えられるものである。そこで、そのようなインディペンデントのクリエーターたちが利用可能な10のP2Pを利用した配信プラットフォームを紹介するよ、というお話。

あらかじめ断っておくと、これは先月のニュース。このPandoの

現在、RIAAとの訴訟真っ最中(ディスカバリー中)ということもあり、これまで多く語ってこなかったLimeWire。そのLimeWireのスタッフ(どの辺の人かは不明)がSlyck.comのインタビューに答え、LimeWireのこれから−ビジネス、テクノロジー、そしてその将来像−を語ってくれた世、というお話。訴訟の件に関してはほぼノーコメントを姿勢を取ったもののなかなか興味深い内容になっている。だいぶ長い話になってしまうけれども、多くのユーザを抱え、そしてコンテンツの流動が活発なある意味では非常に魅力的な違法P2Pファイル共有から、利益を上げることはできるのか、について少し考えさせられる。興味のある方は、是非とも読んでいただきたい。なお、LimeWireの訴訟に関しての情報は次のエントリにて。

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