2008年03月09日
BitTorrentによる効率的な配信は、そのユーザであればよく理解しているであろうが、実際にそれを活用しようとする企業、組織は現実には少ない。もちろん、先日のTrent Reznorのように積極的に、もしくは結果的にBitTorrentによるファイル配信の恩恵にあやかることもあるが、大抵の場合はBitTorrentを利用した配信には消極的な姿勢を示すことがほとんどだろう。そんな中、オランダのINHOLLAND大学がBitTorrentプロトコルを積極的に利用することで、ワークステーションのアップデートに関わるサーバコストやその時間などの節約を行っているよ、というお話。
原典:TorrentFreak
原題:Dutch University Uses BitTorrent to Update Workstations
著者:Ernesto
日付:March 06、2008


先日、デンマーク法廷において、The Pirate BayをはじめとするBitTorrentサイトに対するアクセスを、ISPに遮断するよう求めていたIFPIを支持する判決が下され、デンマークのISP、Tele2は同社顧客からのThe
Pirate Bayへのアクセスを遮断している。しかし、このような特定サイトに対する遮断措置を行った根拠にあげられたのは、「ルータ上でのコピー」を行うことで、ISPも海賊行為に加担した、というものであった。しかしその論理は、EU法において「ルータ上でのコピー」が著作権者の占有権の及ばない例外であり、制限されると明言されていることを考えると、デンマークが従わなければならないEU指令に違反しているのではないか、という指摘がなされている。
世界的に人気のあった、英国ベースの音楽プライベートトラッカーOiNKの管理人は、昨年10月に逮捕され、起訴に向けての捜査が現在も続けられている。ただ、BitTorrentトラッカー、Torrentホストサイトとして、著作権の侵害に対してどのように責任を問われるのか、という点に関しては、これまでの先例のないことであり、The
Pirate Bayの裁判同様、検察側にとっては非常に判断に難しいケースであることは想像に難くない。そうした推測を裏付けるかのように、OiNK管理人への保釈期間が再度延長されたよと言うお話。
NPDグループの行った、9歳から14歳までを対象としたデジタル音楽ダウンロード調査のお話。この調査によると、70%の子供が毎月音楽をダウンロードしており、その49%がiTunesを、26%がLimeWireを、16%がMySpaceを利用していることが明らかとなった。この点に関しては、9歳から14歳という年齢層にもかかわらず、音楽ダウンローダの半数がiTunesを利用していること、そしてLimeWireが高い人気を誇っていることが驚きだった。また、ほとんどの子供達が親の監視のない状態でこうした活動を行っており、その利用に際してeメールアドレスの登録やソフトウェアのインストールなどを行っており、セキュリティ上の問題も孕んでいる。
マルチネットワークに対応したP2Pファイル共有アプリケーションのShareazaが公式ホームページを詐欺師達に則られた模様。そんなわけで、現在、本家Shareaza.comにて配布されているクライアントには、マルウェアが仕込れている模様。「ShareazaV4.exe」というインストーラを配布しているのだけれども、本物のShareazaは「shareaza_2.3.0.0.exe」というファイル名で配布されている(ただし、マルウェアのファイル名がオリジナルのものに変えられる可能性があるので、ファイル名だけでの判別は危険かも)。なぜ、ドメインの乗っ取りが可能になったかというと、どうもドメインの所有者が詐欺師達にshareaza.comのドメインを売り払ってしまったから、という可能性が高いらしい。TorrentFreakによると本人は、肯定も否定もしていない模様。
Ars Technicaによると、最近The Pirate Bay管理人達を尾行し盗撮を試みている調査者達が、The Pirate Bayを訴えるといきまいているPrinceサイドの人たちではないか、とTPB管理人Brokepが述べているよというお話。尾行といっても、盗撮を行うに当たってフラッシュを焚いたり、かなりあからさまな行動をしていることからも、調査を進めるというよりは、プレッシャーをかけるという意味があるのではないだろうか。また、彼らにとっての法的脅威はPrinceサイドによる民事訴訟だけではなく、スウェーデンにおける刑事訴訟に向けての動きもあり、一概にPrinceサイドによるものだとも言えなさそうではあるのだけれどもね。ただ、車のナンバーはデンマークのものらしいのだけれどもね。
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