P2Pとかその辺のお話

WinMXとかWinnyとか、日本ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。

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P4P実証実験:Verizon、より高速、低コストのP2Pコンテンツデリバリーシステムの実験結果を発表

P4Pの実証実験により、P2Pトラフィックのインテリジェントなルーティングによって、ネットワーク負荷の大幅な減少、ユーザのダウンロード速度の向上という結果が得られたよ、というお話。P4P Working Groupは、米国大手ISPのVerizonやP2Pファイル共有企業のPando Networksなどを中心に、ファイル共有テクノロジーのよりよい利用を求め、ISP、P2P企業、ハードウェアメーカー、トラフィックマネジメント企業、研究機関が参加する、Distributed Computing Industry Association (DCIA)に設置されたワーキンググループ。CoreグループとしてはVerizon、Pando、Yale大学以外にも、AT&T、BitTorrent、Cicso Systems、Grid Networks、Joost、LimeWire、Manatt、RawFlow、Telefonica Group、VeriSign、Washington大学、オブザーバーとして、Abacast、Cablevision、CacheLogic、Cox Communications、Comcast、MPAA、NBC Universal、Oversi、PeerApp、Time Warner Cable、Turner Broadcastingが参加している。今回のP4Pの実験では、Yale大学の研究をベースに、Verizon、Telefonicaから得られたトポロジーデータを用い、Pando Networksによって開発されたソフトウェアのP2Pプロトコルエンハンスメントの有効性が実際のネットワーク上で確認されている。

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Trent Reznor、CNET Newsに喧嘩を売る:ISP税なんて考えちゃいねぇよ

NIN先日、自らがプロデュースしたSaul Williamsのアルバムを、「無料オンライン配信+気に入った人は5ドルの寄付」にて提供したTrent Reznor。彼はその後、実際にダウンロードされたアルバムの実数、寄付してくれた人の実数などを公表し、「ガッカリした」と発言したことから、いろいろと議論が巻き起こっているのだけれども、そうした議論に対して彼の真意を説明するため、彼はCNET Newsのインタビューを受けた。その記事の中で、彼はISP音楽税について述べているのだけれども、その記事によって彼はあたかも音楽税の支持者である、というような批判を受けることになってしまった。一昨日、彼は自らのサイト上で、それはCNETによる誤った引用である、と抗議しているよというお話。Reznorの批判が強すぎたためか、インタビュー記事を書いた記者も反論の記事を掲載している。とりあえず、Trent ReznorがISP税支持者ではないということがわかって一安心なんだけど、問題が随分こじれちゃったなぁという感じもする。

原典:NIN.com
原題:bigmouth strikes again
著者:Trent Reznor
日付:January 21, 2008

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Trent Reznor:何が『正しい』やり方なのか?

>先日、自らがプロデュースしたSaul Williamsのアルバムを、「無料オンライン配信+気に入った人は5ドルの寄付」にて提供したTrent Reznor。彼は多くのダウンローダがアルバムに5ドル以上の価値を見出し、アーティストをサポートするため、寄付してくれるものと考えていたようだけれども、実際には彼が考えていたほどではなかったようだよ、というお話。Radioheadは依然として彼らのダウンロード提供に関する数字を明らかにしていないけれども、Reznorはこうした数字を明らかにすることが、これからの音楽のあり方を考える上で必要なことだろうと考えているようだ。

原典:nin.com
原題:saul follow-up and facts
著者:Trent Reznor
日付:January 03, 2008
URL:http://www.nin.com/

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Radiohead 「『インターネット以外は終わってる、インターネットこそ未来だ』なんて叫びたかったわけじゃない」

In Rainbows 昨年、ユーザが任意価格でオンライン購入できるアルバム『In Rainbows』をリリースしたRadiohead、そのフロントマンであるThom Yorkeが、オンラインのみでの販売は馬鹿げたことだ、と発言しているよというお話。むしろ、実際には未だにCDを購入する層が大半であり、そういった層を無視するのはクレイジーだとすら言及している。

原典:The Register
原題:Thom Yorke dismisses net-only album paradigm
著者:Lester Haines
日付:January 2, 2008
URL:http://www.theregister.co.uk/2008/01/02/yorke_net_release/

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音楽産業はそろそろ「音楽ファン」に目を向けろ

いたるところで、音楽は人と人との関係を繋ぐためのツールだと言われている。昨今の音楽産業の衰退は、その関係性のためのツールとしての機能が、他のものに置き換えられているためというところもある、という。音楽にそういった機能があり、そういった機能が置き換わっているという事実は否定しようもない。ただ、そういった外的要因にのみ責任を求め、それによって音楽は終わるなどという議論はあまりに短絡的ではないだろうか。

原典:くだらない踊り方
原題:「終わりの始まり」―― 音楽業界の2007年と2008年
著者:rmxtori
日付:2007年12月30日
URL:http://d.hatena.ne.jp/rmxtori/20071230/p1

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NBC Direct、Pandoと手を組み無料P2Pコンテンツ配信の噂

NBCは先日、NBC.comでこれまで行ってきたテレビ番組のストリーミング配信以外に、視聴者がダウンロード可能なNBC Directという広告モデルによる無料コンテンツ配信サービスを開始した。このサービスの画期的なところは、やはり、コンテンツをダウンロードすることができるということで、ストリーミング配信時には送信、受信側双方の問題としてなかなか難しかったHDなどの高画質コンテンツの配信を可能にし、さらにはそのコンテンツ内に広告を埋め込むことが可能となる、というところにあるだろう。

このようなサービスを展開するに当たっては、当然クライアント−サーバモデルでの配信も可能ではあるが、テレビコンテンツ、特に人気ドラマなどの配信においては生み出されるであろう膨大なトラフィックを考えれば、まさにP2Pこそがコンテンツデリバリーにおいては最適な役割を果たしてくれるだろう。ましてやHDコンテンツともなれば。個人的には、NBC Directのようなサービスにこそ、P2P技術を利用すべきだ、と思っていたのだけれども、どうやら実際にNBC DirectでのコンテンツデリバリーにP2P技術を利用しようとしている、という噂があるらしい。

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ニコニコ動画がなくなれば、アニメ産業の未来は明るくなるのか

以前に「アニメ制作者がネットラジオでニ○○○動画を痛烈に批判」なんて記事で大きな反響を呼んだアニメプロデューサーによるニコニコ動画批判について、私なりに考えてみるよというお話。確かにニコニコ動画上では数多くの著作権侵害がなされており、その問題は何とかしなければならないと思う。ただ、闇雲にニコニコ動画なりYouTubeから違法にアップロードされたコンテンツを削除するだけで産業としての利益に繋がるのか、ということを考えたい。もちろん、削除するのは当然だし、一向に構わない。少なくともここでは、ニコニコ動画にアップロードされることで利益が生じる、といいたいのではない。ただ削除するだけでバラ色の未来が待っているわけではないんじゃないの?ということ。2週間くらいかけてちまちま書いてきたので、論点が多少ばらけてるのは勘弁してね。

原典:偽・うpのギョーカイ時事放談SUPER! 第4回放送
著者:偽・うp/GNE&SG
URL:http://www.geneon-ent.co.jp/rondorobe/gne-sg/

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音楽産業は何を間違ったのか−Warner Music CEO、音楽産業の過ちを認める

先週水曜、マカオで開催されたGSMA Mobile Asia Congressの壇上で、Warner Music GroupのCEO兼会長Edgar Bronfmanが「音楽産業が間違っていた」と発言したよというお話。彼は音楽産業がこれまでに採ってきた戦略は、消費者のデマンドを無視、否定するものであり、それが消費者との戦争であったと認めた。もちろん、それは、携帯電話産業のカンファレンスということもあり、音楽産業の失敗を携帯電話産業が同じ轍を踏むことはないという忠告でもあるのだが、携帯電話というメディアを通じて、より多くのコンテンツの購入を促進させるためのリップサービスという部分もあるだろう(後段では、パッケージングによってより多くのコンテンツを売ることができたことを示唆しているし)。しかし、音楽産業の主要な人物がこのような認識を公の場で口にするということは、音楽産業が変わってゆくための萌芽であるとも思える。ここでは、Bronfmanの発言から、音楽産業が何を間違ったのか、を考えてみたい。

原典:MacUser
原題:Music boss: we were wrong to go to war with consumers
著者:Simon Aughton
日付:November 14, 2007
URL:http://www.pcpro.co.uk/macuser/news/138990/music-boss-
we-were-wrong-to-go-to-war-with-consumers.html

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