ニューヨーク市通りを歩くときに、コピーCD、DVDの露店に出会わないことはまずないだろう。たとえ、静かに公園のベンチに座ったとしても、あなたの視界に入ってくるだろう。Bootleg工場は海賊版CDやDVDをたくさん生産し、一般にはホームレス、または自分の運のツキを悟りきった人たちを使って配布する。
ニューヨーク市、MPAA(Motion Picture Association of America)はこれまで、この低レベルの売人に対しての対策を取れない、いやとる意思がなかった。加えて、多くの虐げられている人が、の無許諾のCD、DVDを売る仕事をする機会を探すため、NYにいるのだ。しかし、この脅威を解決するため、ニューヨーク市、MPAAが方針転換し、配布元への圧力を強めることを決定した。
本日、NY市、MPAAは共同の記者会見で、新しい反海賊行為への改善案を発表した。プレスリリースによると、最初の「革新的な」処置は、著作物の複製を違法とする法律の導入である−特に劇場内での映画の盗撮など。現在では、そのようなコピー行為は、民法だけによってカバーされる−潜在的に実のあるビジネスに比べると、発見の結果が取るに足りないため。
「シティは、著作物の違法複製を犯罪をみなす州法を導入し、シティ内の建物での海賊版の作成に対してもnuisance abatement laws(迷惑防止法)を用いて、MPAAと歩調を合わせるだろう」とプレスリリースで述べられた。
同様に注目すべき点は、その財政的展望であろう。ニューヨーク市は、市内でのTVや映画の撮影のロケが行われず、長年苦しめられてきた。しばしば、ニューヨーク市を表現するために、その代価としてトロントのような都市でロケが行われてきた−それはニューヨークに一切にお金をもたらさない。ニューヨークが米国でも有数の安全な都市になるにつれて、この状況は個々15年で急激な変化を遂げた。Mike Bloomberg市長によると、2005年のシティ内でのTV、映画の撮影は記録的な数に上った。
「我々は、地元の映画館を守り、映画産業の強さを維持することを目的とするユニークな努力によって、シティ内での映画海賊行為に対する戦いをリードしている。それによって、毎年シティには50億円の経済効果、100,000人のニューヨーカーの雇用が見込める。」と市長は語った。
「将来のためにニューヨークの映画産業を強化することは、また、我々がNYのエンターテインメント制作の労働力の多様性を増やす必要があることを意味する。それは、映画、テレビ、コマーシャル制作の多様性についての対策委員会の設置を引き受けた理由の一つでもある。エンターテインメント産業をサポートすることは、five-borough(NYの右側5つの地区であるManhattan, the Bronx, Brooklyn, Queens, Staten Islandをさす)の経済発展戦略に欠くことのできない要素である。そして、我々は、あらゆる背景を持つニューヨーカーが映画、テレビ、コマーシャルの仕事にアクセスしてもらうことを確実なものとする必要がある。」
ニューヨーク市とMPAAはまた、BootlegDVDやCDの製造のために使われる建物を特定する改善案を導入している。この一見ありふれたようでユニークであるのは、bootlegの製造の疑いのある工場の経営者、オーナーが、海賊行為を見てみぬ振りをすれば、彼らにも責任があるとみなされるということである。詳細については、「相当な罰金または工場の閉鎖」以上のことはまだハッキリとはわかっていない。NYの不動産の価値を考慮すると、この責任条項が土地のオーナーにどのような影響を与えるのかは、非常に見ものである。この改正案が州議会を通過するならば、ニューヨーク市は劇場での録画を違法とする(カリフォルニアに続く)第二の州になる。それらの判決を下される人たちは、「クラスEの重罪、懲役の上限4年」という状況に直面するだろう。
ニューヨークにも秋葉原でよく見るような露店があるんだねぇ・・・。まぁ、NYって言っても広いからねぇ。それにしても、日本で言えば、東京都が違法コピーの露店の取締りのためにACCSなんかと手を組んで・・・みたいな感じなのかな?あまり日本では考えられないような状態のなのでたとえとしては全然うまくないけれど。
ただ、所謂CAM撮りという問題なのかな。以前何かのニュースで見たのだけれど、マトリックス公開初日に劇場近くでCAM撮りのDVDを売っていた輩がいたんだそうな。そりゃ問題だよなぁ。露店に限らず、この手のものはP2Pにも出回るわけで、問題としては、露店だけじゃないって感じなのかな?
それはおいといて、後半の下りを読む限り、NY市はMPAAに焚きつけられたって感じがするよねぇ・・・。
ちなみに本文中にbootlegという言葉が出るけれど、意味合いとしては、「正規の製品の海賊盤(パイレート)」でしょう。未発表やライブ音源などを未承諾でプレスする一般的に言われているブートレグとは違うので注意。